薬害対策・消化器保護

薬は人間の体に優しくは無い。
従って、必要なものと量だけを使用する。
薬の使用方法は、個人差がある。
薬は、消化器内で吸収される。
だが、同時に消化器を荒らしやすい。
他にも薬は、効用以外の副作用はある。

消化器が弱い人は投薬に注意

胃潰瘍や十二指潰瘍の原因の一つは、投薬だ。
薬といっても、体には異物であり、基本は毒だ。
投薬が影響するかどうかは、耐性力次第だ。
原則は必要以外は、避けるようにする。
投薬時には、消化器を保護する薬をも使用する事は多い。
同時に服用する事が多い。
消化器用の薬は、毎食後服用するものは多い。
従って、治療用の薬よりも、消化器用が多い事もある。
消化器にも種類があり、医師の処方に従う。
これは習慣にする事が望ましい。
自分が薬に対して、どのような体質かは理解しておきたい。
(2018/02/23)

病気は内蔵の動きを弱くする

病気は内蔵の動きを弱くするので、元々の原因以外の内臓も弱くなりがちだ。
体が衰弱する事の一面だが、その原因に食欲が落ちる事による栄養不足がある。
食欲に投薬が影響するかどうかは、個々に異なるだろう。
消化器だけは元気で、なおかつ食欲も高いケースは少ないのだ。
だから医師は栄養剤を処方するし、点滴という消化器から以外の栄養補給も行う。
病院に点滴を受けにだけ行く人も多いようだ、体力の回復と維持は優先されるからだ。
消化器用の薬の処方も、同じ意味が有る、食品からの栄養補給が必要でそれを助けるのだ。
そのために、消化器の機能を助ける、または保護する薬を併用する事が多い。
消化器用の薬は、食後で1日3回が多い。
他の用途の投薬は1日1回も多い、従って処方される薬の数では消化器用が多くなりがちだ。
1日3回は忘れ易いとも言える、度々飲み忘れて余らす人も多いとも言われる、長期的にその対策が必要だ。
(2018/05/08)

胃カメラ診断

30才台に胃潰瘍になってからは、その治療と対策を行っている。
そして、弱くかつ発症しやすいと判っている胃の継続的な観察を行っている。
手段は、X線による間接の透視診断と、胃カメラだ。
透視診断では、胃潰瘍の傷跡が映り、要精密検査となる。
結局は胃カメラでの、精密検査が必要になった。
最近では、鼻から挿入するタイプの内視鏡もあるらしいが、口からのカメラで行っている。
長年この診断を行っていると、少しずつ変わって来ている。
胃に飲み込む発泡剤と、喉の麻酔が少しずつ変化している。
胃カメラ診断では、潰瘍類が見つかると、悪性かどうかを細胞培養で検査する。
私は潰瘍がほぼ見つかるので、サンプル採取と培養検査は必ずある。
胃カメラの診断は、長く継続する事になっている。
(2018/11/06)

腸カメラ診断

腸の内視鏡カメラは、人間ドックでは通常はオプションだ。
人間ドックや定期健診では、便検査を行い、その結果での精密検査項目となる。
腸カメラを始めて受けた、初めてゆえに戸惑いも多かった。
検査前日から食事の種類を制限して、試験前に腸を空にする準備をし、前夜から絶食だ。
試験当日は、検査時間を考慮した時刻から、腸を空にする作業を行う。
薬を水で溶かして液状薬を作り、1時間をかけて飲む、気分が悪くならない速さで行う。
次第に排便を行い、腸の中が空になるまで進める。
排便の状態を見て、完全な水状態になると腸内は空になっている。
検査する病院と電話連絡して、検査時間を決めて、通院する。
検査前にアレルギーとか質問されるので正確に告げる。
検査自体は麻酔状態で行われ、気がつくと終わっているが、しばらく休養する必要がある。
(2019/03/17)

胃潰瘍・胃粘膜病変の薬

ファモチジンという薬がある。
胃潰瘍・十二指潰瘍・食道炎に対する薬だ。
急性胃炎や慢性胃炎に対しても効果がある。
私の場合は、強い薬が原因で胃潰瘍・十二指潰瘍になりその回復目的で処方された。
毎日飲んでいると傷口が次第に塞がって来るという、塞がってからも飲み続けて、内視鏡検査で回復が確認されても飲み続けた。
それは胃炎への薬としても有効だからだと言う。
胃潰瘍等には1日40mgを使用する、私の場合は20mg錠剤が2回だった。
30年投薬して来て、今年に1日20mg(10mg錠剤2回)に変えた。
胃潰瘍は傷跡が内視鏡検査でかすかに残る程度だがら、胃炎対策としては多いとの判断だった。
量的に半減したが、全く感覚的には同じであり、無事に切り替わったようだ。
錠剤数が同じで、量が半減は間違え難く楽だった。
(2019/12/09)

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