病院・薬局事情
長期治療の多くは、自宅療養と通院治療になる。
長期になると、自宅と病院等の立地条件は重要になる。
それは、通院頻度とも関わる。
薬を貰い、決められた時間に飲み続ける。
現在は、調剤薬局で処方箋に基づき薬を入手するのが一般だ。
個人で薬を管理するのが重要だ。
通院頻度
生活習慣病でも発症直後は入院する事はある。
それから自宅療養になっても、通院頻度は高い。
通院頻度は、患者の体調・症状の変化が起きると予想される時間を考慮する。
症状の変化が起きると、投薬治療の場合は薬を変えるかどうかを考える。
それが通院頻度になり、同時に薬を出す量・期間になる。
度々の通院が必要だが、通院可能な環境が必要だ。
回復状況に従い、通院頻度と1回に出る薬の量が決まる。
あとはそれの繰り返しと、症状観察と、薬の調整になる。
生活習慣病では症状の回復は時間が掛かる。
その為に病院と担当医師の継続の有効性と、通院の容易性が必要だ。
その条件は、ある程度症状が落ちついた状態に見直す事もある。
(2017/05/22)
処方箋と薬局事情
現在は病院自体で薬を直接に出す事は少ない。
診察結果に応じて、薬の処方箋を出す。
原則は処方箋に応じて薬を出す機能がある薬局ならばどこでも良い。
実際に利用すれば判るが、長期療養とその為に投薬では、都合が良い薬局を固定したいと思う。
薬によるトラブルを避ける為に、個人が他の病気や薬局で投与されている全部の薬を把握する必要がある。
その為に個人毎に「薬手帖」を作り、トータルの管理を行う。
それでも、ここの患者の履歴を薬局で管理する事は有用だ。
長期療養では、1回に例えば4週間分の薬を処方して貰う。
ある程度のまとまった量の薬となると、その種類によっては薬局に常備していない。
それぞれに本部的な場所があり、そこでは殆どの薬が備わる。
殆どの薬は薬局に常備されていなくとも、半日・1日で準備はされる、それでも同じ薬局利用では常備率が高まる。
(2017/08/06)
薬局の窓口
個別の薬局店と、病院の薬局部署を含めて、規模は多彩だ。
従い調剤作業者と窓口担当者との関係は一定しない。
規模の小さい薬局では、調剤作業者と窓口担当者が同一人であり詳しく説明を受ける事もある。
作業は薬室で行うが、最終確認または確認しながらの手渡しを窓口で行う事もある。
長期の投薬治療者には、薬の種類や数量に詳しくなっている人は多い。
その場で確認する事は、有効な作業だと言える。
それは、投薬の知識を増やす機会ともなる。
現在では、薬の説明書を受け取る事は多い。
同時に「薬手帳」に薬の種類の記載が行われる。
薬剤師と薬についての会話を行う機会は、ある程度の知識と経験があると参考になる。
そこでは不要の薬や、残って古くなった薬や、先入れ先出しの使用方法を確認もする。
(2017/09/22)
安心感のある薬局
大きな大学病院等では、出口付近に複数の薬局が並んでいる。
都会のビルでは、複数のクリニックが並び、その中に薬局が含まれる。
普通は病院近くが第一候補だが、選択の余地はある。
調剤薬局は特別な商品を扱わないので、その部分で差別化はない。
病気の種類と長期療養では、一度に例えば4週間まとめて薬を出すことは多い。
全ての薬局が全ての薬を大量に、在庫保有していない。
半日や1日の取り寄せはやむを得ない事情だ、ただし長期利用客では対応が変わる事は期待される。
調剤薬以外の対応も気になるしその対応力も見られる。
インフルエンザの季節では、その対応が心配だ。
保険や利用者負担額の変更などの情報も、発信が期待される。
そして、現実は隣接するクリニック・病院の稼働日との連動がある、やはり利用者がダブルからだ。
(2017/11/25)