精神的ストレスの蓄積を感じていますか
生活している以上、何かのストレスはあります。
これを発散出来るか、蓄積させてしまうかの問題です。
ただし、本当に自覚するようになると既に危険信号です。
しかし、ストレスの蓄積なしに突然自覚する事は考えにくいです。
あくまでもダメージを受けているのに、その自覚がない方が本格的に危険です。
(2007/02/28)
一時的なストレスは好ましい事もあります。問題は、回復しない長期のストレスの蓄積です。
これは、個人の性格に寄る部分が多いとされています。
それ故に、相当に意識して改善する必要があります。
しかし、一度生活習慣病にかかった後でもほとんどの場合は再度ストレスを蓄積させてしまいます。
理由は簡単です。
最初の症状は、決定的な場合が少ないために個人の性格を変える程に、自覚を起こさせない事です。
そして、ストレスの問題にまで深く立ち入った治療を受ける機会がたぶん出会わない事が、ほとんどだと思われるからです。
最初は肉体面での治療で、対応したものの、再発してしかも重症になり初めて精神面の障害としてのストレスに気づくのが通常だからです。
(2007/04/25)
現代はストレスの塊です。
それがどの程度、自分にダメージを与えているのかは本人も分かりません。
むしろ、被害妄想的に受け止める人も増えているように思います。
少しのストレスに負けない多くの人、その人達が肉体的な疲労と重なって生じるのが生活習慣病と思います。
単にストレスだけで鬱状態になるのは全く別の病気でしょう。
疲労とストレスの蓄積。
休養で一時的にもとれるのは疲労ですがストレスは容易にはとれません。
そもそも、有効な治療方法がありません。
なかなかなおらない、そこで始めて精神的ストレスが蓄積している事を本格的に自覚するのです。
ストレスは、いかにあがいてもなおらないと感じた時に始めて自覚すると言えるでしょう。
そして、その時点はかなり悪化している状態です。
(2007/08/22
ストレス自体が検査で分かる事は非常にまれです。
最近はテレビで健康診断番組を行っており、「精神的問題」も項目にあり専門医が判断しています。
現実は、病院に行くとまず内科での検査になります。
そこでの検査では、本人がなにかの自覚症状を訴え、そしてそれが外的にあらわれており、かつ担当医が知識があってはじめて問題化されます。
私の場合は、内科医の判断は風邪でした。
分からない時はとりあえず風邪という感じです。
しかし、そこでアレルギーの判断ミスで薬による胃潰瘍を発生させ、その治療が優先になりました。
結果的に、生活習慣病は後にまわされたとも見落とされたとも言えることになりました。
この初期の遅れが、1ヶ月の遅れになり3ヶ月の入院に繋がりました。
ストレスからの生活習慣病は、かなりの専門知識と患者本人の自覚があって初めて早期に見つかると思います。
私のように、入院が必要になり初めて意識するという、手遅れ状態が多いと思います。
自覚があっても、必ずしも避けれない事は難しい問題です。
(2008/04/02)
精神的ストレスは自覚するよりも、何かで忘れようとすることから始まります。
いわゆる忙しさは、悩みを忘れるという考えです。
古い考えとは必ずしも言えないです。
もともと、ストレスをためてしまう人は時間に余裕があると、のんびりする事より何かをする、考えるという事を行う傾向にあります。
この様な人の性格は、時間があると悩みを考えてよりストレスになり、それを忘れる為に忙しい事を行う・探す傾向があります。
これでは、精神的ストレスを増やすか、過労になる方向です。
いわゆる悪循環に陥ります。
色々経験しましたが、少しぐらいの意識で対処しようとしても直ぐに戻ってしまいます。
よほどの大きな環境の変化がないと、悪循環を断つ事は出来ません。
(2009/04/02)
精神的ストレスは自覚して、注意深く日常の生活を行う事は非常に難しい事です。
なぜならば人間は、悪循環するように意識する性格が強いからです。
生活に自ら制限を加える事は、かなり難しいし、無視できるような事も直ぐに気になります。
それは、ストレスにはしないつもりでも、気にはなります。
それに加えて、風邪程度の弱い病気でもすぐに別の問題に感じてしまいます。
注意深くなりすぎです。
不安があれば、休む・静かに考える・気ばらしを考える・医師等に相談する・色々と学んでいますが、でも逆に経験と知識が逆に邪魔をして、自分の考えと結果や他の人の見方とが異なると意外な程に落ち込みます。
時間が解決するのは若いときで、40台以上では逆に年齢を重ねる程に体力の衰えがはじまります。
それを正しく認識できずに、何でのストレスのせいにしてしまいます。
気づくのは50台になってからです。
(2009/06/06)
精神的ストレスは時と環境で変化して行きます。
ストレスのない生活は、人間には実質的に無いと思えます。
そもそも、人間は歳を重ねます。
それを成長と感じていた時と、老化と感じる時では、後者は弱いストレスになります。
未来・将来というものが、少なく感じる歳になると、ごくたまに弱いストレスに感じます。
きっと、いつかはそれが大きなストレスに変わると考え始めると、ちょっとまずい状態になります。
不安がない人生は、普通の人とは無縁なのでしょう。
過去を思い出すのがストレス解消になるのか、逆にストレスになるのか、今境目にいるように思います。
自分で生活を変えた場合と、他の要因(定年)等で変えざるをえなかった時では異なるかも知れません。
一般とか、他人の事はやはり判らないままです。
(2011/01/07)