投薬生活

生活習慣病の治療は、生活習慣を変える事と、投薬治療が主です。
生活習慣は、元がどこか狂っていた事を修正する意味が強いです。
逆に、投薬は元々はなかった事を生活の中に加えます。
余計だから止めたい、つい忘れる事が最初は誰でもあります。
生活習慣病の治療は、長く継続する事が多いです。
投薬生活も一般に、長く継続します。
(2014/11/23)

投薬と親しむ

薬には、治療の為のものと、体質を変えて維持するものがあります。
治療の為の薬は、直れば止めます。
一方では、体質を変えて維持する薬は量を変更する場合はありますが、突然に止める事はありません。
止めれば、直ぐに悪化しますし、再度始めてもかなりの時間はかかります。
生活習慣業は、殆どが後者です。
少なくても、長期に投薬するものは全てあたります。
もし、良くなったと感じてもそれは、投薬故に良くなっているだけです。
個人で勝手に、投薬を中止すると非常に危険です。
投薬が生活の一部になるように、習慣つけて継続する必要があります。
生活習慣病は、食事が大切ですがそれの一部とくらいに考える事でしょう。
普通は通院先で、出してもらうので、通院自体が生活に溶け込ます事になります。
(2012/06/03)

投薬習慣

長く、規則的に投薬を続け、効果を上げるには習慣にする事になります。
意識して忘れないではなく、飲み忘れるとその日の生活が乱れたと感じる事です。
どのような環境でも、生活に溶け込ます。
一番多いのは、食前と食後です。
食間は病院生活でもなければ、規則正しくは難しい。
規則正しい食生活が、生活習慣病対策ですから、食事と繋げるのは合理的です。
そして、多くの薬は、食後が圧倒的に多いです。
あとは、側にあるか保有しているかです。
投薬と同様に、薬の保有習慣も課題です。
投薬習慣を生活習慣に取り込む、個人差はあるが工夫します。
長期の治療で徐々に効果を上げるには欠かせないからです。
(2014/11/23)

処方薬は全て使用が原則

始めて投薬や、種類を変える時は「具合が悪いと止めて下さい」と言われます。
継続投薬でも、これは原則です。
ただしその次ぎに、直ぐに医師と相談する・・が加わります。
勝手に止めて、そのまま何もしない事は危険です。
処方投薬は、決まった期間に全て使用が原則です。
それが出来ないときは、理由と対策を相談する必要があります。
最終決定まで、個人の判断で終えてはいけません。
薬の処方も、合わないも理由があります。
逆に言えば、薬の不足も貰い過ぎも問題です。
貰いすぎは、残しておくという判断は危険で止めましょう。
薬は先に処方されたものから使用して行きます、余るようなら伝えましょう。
(2015/01/21)

薬手帖を活用する

現在は複数の病院等の、処方薬のトータル管理の必要性が認識されています。
全ての処方薬を網羅した、薬手帖を個人毎に持ち、適正な投薬をする方向です。
大事なことは、投薬を受ける個人がその必要性を理解する事です。
面倒だから、診察は省き薬だけ貰う事は避けるべきです。
個人が大丈夫という判断を下す事は危険です。
投薬が途切れるよりは、患者を信用して薬だけ処方する事は普通にあります。
ただそれは、リスクがあることを理解する必要があります。
忙しいから・面倒だから・・・その他の理由で診察を受けない事は、健康管理と投薬管理も同様に甘く対応していると思えます。
それは医師の方でも同様に考えていると思います。
正しく、規則を持った健康管理と投薬管理が出来る人はそこに、診察をも組み込みます。
理由をつけて、個人で適当に判断する人は、薬も投薬も薬手帖も活用出来ない可能性が高いです。
(2015/03/24)

効果を医師の問診で確認

投薬治療は長期間行う事が多い。
1月前は憶えているが、1年前は忘れたでは、判断が出来ない。
体調や効果の微妙な変化は、絶えず変動する。
最近はどうだとか、1月前はどうだったかは、初期は重要だが、長期になると変動に隠れる。
効果があるのか、ないのかは、1年前と比較するのが適当だろう。
季節変動もあるし、バラツキもあるがある程度効果が出ている状態ならば、1年は丁度良い比較だ。
忘れたという人は、たぶん効果があるのだろう。
効果がなければ、絶えず不安を持っているので覚えている。
投薬目的が現状維持の時もあるかもしれない、老齢化が見えないなら良いかもしれない。
ただそれも、自分だけで判断しない方が良いだろう。
投薬量という問題もあるので、医師とも問診は重要だ。
(2015/05/23)

投薬副作用を血液検査で監視

薬には副作用がついてまわる。
注意深く治療していても、完全には避けられない。
その対策として、定期的な血液検査が有用だ。
血液検査は、定期診断の項目でもあり、定期的に行うマイナスは少ない。
最近の結果表は、項目と実測値と正常範囲が並んで表示される。
外れた場合はマークがつくが、程度によれば問題なしとされる。
初めて見ても判らない項目ばかりだ。
気になる項目や、どの病気がどれに現れるかは、医師に確認すると良い。
同時に、結果表も継続して保有して変化を見たい。
安全範囲でも傾向があるかもしれない。
結果がばらつく項目が判るかも知れない。
(2015/05/23)

投薬間違いを防ぐ工夫

薬は外観が似ている物が多い。
複数の薬を同時に、または併用する事も一般的だ。
それを正しく処方通りに服用する事が基本だが、実は簡単ではない。
現在では、錠剤が圧倒的な主流であるが、数も多様だし、飲み忘れも問題だ。
1回の錠剤数は整数倍が普通だが、それ以下の量のコントロールが必要な事もある。
錠剤には平形が増えていて、その中央に溝がある物が多い。
これは、中央の溝で半分に割って服用する為に利用する。
それよりも、少ない量をコントロールする場合は、砕いて粉状にする。
微妙なコントールの場合と、似た錠剤の量が間違えやすい場合は1回の利用量をまとめる。
錠剤をばらばらにして、1回の量を袋にまとめて、それを患者に提供する。
それが、投薬の服用間違いを防ぐ有効な方法だ。
(2017/01/22)

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