コンピュータは内部に乱数発生機構をもちます。
従って、試行を繰り返す事により真実の値にちかずく性質を容易に利用できます。
もともとは、さいころやルーレットで乱数を発生させていたまたは、ゲームを行っていた事もあり「モンテカルロ」法と呼びます。
有名な方法に、円周率を求める事があります。
正方形と、それに内接する円があります。
XとYを乱数で出して、円の内部か外部かの判定を多数回繰り返します。
次第に、円の面積に近づき、円周率も真値に近づきます。
サイコロの確率を求める方法はプログラムでは以下になります。(n=1000)
dim a(6)
j:=1
repeat
a(j):=0
j:=j+1
until j>=6
i:=1
repeat
b:=int(rnd(0)*6+1)
a(i):=a(i)+1
i:=i+1
until i>=1000