初心者のためのバラの育て方

初心者のためのバラの育て方

初心者のためのバラの育て方

バラを育てるには、ポイントがあります。
はじめてバラを育てる方も安心してください。
もちろん、多くのノウハウを持つにこしたことはないです。
ただ、すべてを一度に学ぼうとしないでください。
何から手をつければ良いのか分からなくなります。
正直、一度に10個も20個も覚えることは難しいです。

その必要はありません。
なぜなら、ポイントをつかんでしまえば、応用も自然につながってくるからです。
なので、本当に大切なところは外さないようにしましょう。
その大切な箇所を学ぶことが、実は近道になります。

現在、バラは約2万種類を超えています。

現在、バラは約2万種類を超えています。
そして、店頭には、次々と新しい品種のものが出回っております。

その中には、病気に強いバラや、香りのよいバラなどいろいろな特徴をもったバラが存在します。
また、環境も屋外(露地)、温室、地域などによって、育て方は異なります。
では、バラをどうのようにすれば、上手に育てられるでしょう?
まず、品種を把握することがあります。
これだけの品種があると、その特徴や育てやすさが異なりますから、 どのような特徴を持つバラなのかをしっかり調べてから育てることをお勧めします。

プロと初心者の方の違いは、一つが視点です。
視点が異なれば、育て方も変わります。
当然、本に書かれている技術も大切ですが、「バラの様子」をみる視点とその「技術」の結びつきの理解は重要です。
特に、同じバラの栽培でも、バラの様子を見ることなしに育てることが難しいでしょう。
その点、「温室バラ」の栽培法は、学ぶ点があります。
ただ、恐らくあなたが育てるバラは、温室バラではないでしょう。

温室バラとは、1年を通じてある程度の温度に保たれた環境で育てたバラです。
温室バラの場合、咲かせる時期に合わせて、育てます。
そのため、剪定、水やり、薬剤散布などは、すべて様子を観察するところから始まるのです。

大切になってくるのが、基本的な知識です。

普段、一般のご家庭では行わないようなことも行います。
それを、知るということは、バラを上手に育てるコツを学ぶことにつながるのです。
その時に、どのようなポイントで見ているのかを学んで頂きたいと思っています。
そのポイントを理解しやすいのが、温室バラでもあるのです。

実際に育てる場合、いつか自分で答えを考える必要がある場面がでてきます。
その時に、自ら判断をしなければならない状況があるでしょう。
当然、本や人に聞いたりすることをしなければなりません。
その時、あなたらなどうしますか?

その時に、大切になってくるのが、基本的な知識です。
ただ、基本的な知識といっても、知っているのと理解しているのとは違います。
しっかり、応用のきく基本的な知識を身につけてください。
数個の基礎が分かれば、応用は基礎を組み合わせたものということが分かります。
それをを持っていると、自然に少しずつ判断ができるようになります。
でも、本を読むには専門用語が多くて分かりずらいこともあるでしょう。
ですので、読んでみて理解しやすく、ポイントが分かりやすいものを選びましょう。
ちなみに、このテキストでは、会話形式にしています。