恒例になった、朝日杯オープンの1次予選の最初のアマプロ一斉対局が7/7にあります。
プロは、棋士番号の大きい順に10名で、アマは朝日アマ大会の上位10名です。
最近1期抜けや2期抜けがあり、五段も含まれます。
新プロが年間4名ですから、2年半です。
しばらく、プロの7勝3敗が続いていましたが、昨年は9勝1敗でした。
結構、10局の一斉日対局ですので、結果の注目度は高いです。
アマは1局勝つと、かなりの上位棋士と次に対戦する事もあります。
そこはトーナメントのくじ次第です。
女流対プロ棋士対局も1次予選にありますが、一斉ではありません。
6タイトル中の5タイトルを奨励会在籍者が保持していて、参加しません。
対局は東西に別れて行われます。(2012/07/03)
羽生二冠の3連続タイトル戦のどこで決まるかと注目されていたのが「タイトル獲得数歴代1位」です。
大山十五世名人と、80回タイでしたから時間の問題とはいえども注目でした。
結果は棋聖戦で、81回目を獲得して歴代単独1位になりました。
戦国時代では、ちょっと更新は考え難い数値です。
次はタイトル戦の登場数でしょうか。
別に注目度は変わらない、王位戦が次に始まります。
棋聖戦が、3連勝なので、王位戦との重複はありません。
ただ、順位戦や王座戦予選等で、対局数は減りそうもありません。
ただ、始まった竜王戦の本戦の出場権がないのが残念です。
順位戦の連勝記録も気になります。(2012/07/10)
夏のタイトル戦、王位戦7番勝負が始まりました。
羽生王位に藤井九段が挑戦します。
この対戦成績は最初は、五分五分で推移していました。
ただし、途中からは羽生王位の一方的な勝ちに変わっています。
2日制の対戦は、竜王戦依頼で実に久しぶりです。
ところが、第1局からいきなり2日目午後に千日手と指し直しでした。
先手の勝率がやや高い現在の状況では、千日手が多くても何も不思議はありません。
棋戦では、竜王戦本戦が随時進行中です。
また女流王座戦も本戦1回戦が一挙に進行中です。
順位戦も2回戦進行中です。(2012/07/17)
渡辺王座への挑戦者が、羽生二冠に決まりました。
開幕は8月29日からの、5番勝負です。
あまり、シードのないトーナメント戦ですが、リターンマッチとなりました。
竜王戦は、予選で敗れましたが、名人戦から4連続タイトル戦登場となります。
これは期待していたタイトル戦のカードでしょう。
非公式戦の達人戦は、40才以上で羽生世代が毎年1人ずつ増えています。
準決勝第2局は、まさかの加藤九段の2手指し反則で森内名人の勝ちでした。
この結果、決勝は羽生二冠対森内名人戦になりました。
非公式のシニア戦にするのは、惜しいです。
次は、いよいよ竜王戦の挑戦者の行方です、そして女流王座戦も奇妙な組み合わせで進行しています。(2012/07/24)
加藤九段が、歴代勝利数が1308勝で、中原十六世名人に並びました。
現役ですので、2位単独は時間の問題です。
負け数も歴代1位ですが、棋歴が長いと多くの通算記録に名が出ます。
1位の大山十五世名人とは離れているので、こちらは難しいでしょう。
ちなみに、現役では、谷川九段と羽生二冠が約100勝の差で追いかけています。
特に、年間勝ち数が多い羽生二冠には、数年少しで追いつかれそうです。
また、女流名人位戦のシステム変更が発表されました。
たぶん、1−2年の検討期間があったと思いますが、リーグ戦はA級のみとなります。
これで女流では、デビュー1年で全てのタイトルが獲得できる可能性ができます。
現実は、タイトルホルダー数は少なくなっています、全冠制覇も話題になるくらいですから。(2012/07/31)
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7月は、竜王戦本戦トーナメントと王座戦トーナメントです。
タイトル戦は棋聖戦と王位戦です。