夏のタイトル戦、王位戦の挑戦者に藤井九段が決まりました。
7月から始まりますが、棋聖戦がもつれると並行進行になります。
最近の王位戦は、タイトルの移動が多いですがどうなるでしょうか。
主催新聞社の関係もあり、全国を転戦します。
2棋前までは、王位戦>女流王位戦の順でしたが、昨年から逆になりました。
主催新聞社とタイトル名が同じで、棋戦内容も同じシステムという特徴的な棋戦です。
今期も若手が多数、リーグ戦に入りましたが、挑戦はなりませんでした。
なおリーグ残留は4名ですが、丸山九段と牧野四段で残留決定戦が行われます。
名人戦は混戦になり、羽生二冠は3連続の重なったタイトル戦となります。
6月は、新規の順位戦が始まります。
順位戦のはじまりで、新年度が始まるという感があります。(2012/06/05)
棋聖戦5番勝負:羽生棋聖対中村太六段戦が始まりました。
名人戦がもつれると、併行タイトル戦になります。
第1局目は予想通りの、横歩取りですが、後手中村太の誘導で、激しい攻防に終始しました。
今回のシリーズは、この傾向になるという予想がたちます。
タイトルが複数棋士で持ち合っても、どうしても重なる傾向はあります。
羽生二冠は、とりあえず3連続タイトル戦が決まっています。
逆に竜王戦は、本戦への出場がたたれました。
なかなか、棋戦の方式か単なる相性か、偏る傾向はあります。
昨年度、最高勝率の中村太六段はようやく普通の勝ちの多い棋士レベルに落ち着きつつあります。
各棋戦で上位進出すると、対戦相手のレベルが上がるので似た傾向になります。(2012/06/12)
名人戦は、第5局まで先手の勝ちが続いていました。
第6局で、森内名人が後手番で勝ち、4勝2敗で防衛しました。
最近は、先手番の勝率が高く(54%)かつ、持時間が長い程傾向が強いと言われています。
持時間9時間の唯一のタイトル戦、名人戦はその最たるものと認識させられました。
後手番が、工夫をするが結果はでないが続いたが、最後で勝ちになった様です。
あまり7局目の振駒で、決まるのは気分が良いとは言えないので6局目の終了はすっきりはしそうです。
併行して、順位戦が始まり、A級も始まりました。
A級のみが、奇数局であり先手後手が同数ではありません。
上位のクラスほど、実力差が少なく、先手の勝率に注目です。
対策として、千日手が増加しても不思議はなさそうです。(2012/06/19)
竜王戦の本戦参加者が決まり、自動的に本戦トーナメントの取り組みが決まりました。
1組優勝:深浦九段、2位:山崎七段、3位:飯島七段、4位:丸山九段、5位:三浦八段。
2組優勝:佐藤天七段、2位:藤井九段、3組優勝:豊島七段、4組優勝:稲葉六段、5組優勝:永瀬五段、6組優勝:大石四段。
結果的に、タイトルホルダーがいない本戦になりました。
A級も2人、B級1組が2名、B級2組が4名、C級1組が1名、C級2組が2名です。
順位戦のランクと変えるシステムですが、かなり機能しています。
挑戦経験者が2名だけで、秋の挑戦者決定が楽しみです。
王座戦は、ベスト4まで進みました。
女流王将戦は、本戦が始まり、女流王座戦は2次予選進行中です。
年間通して戦う順位戦が始まりました。(2012/06/26)
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6月は、各クラスの順位戦が始まります。
タイトル戦は名人戦と棋聖戦です。