竜王戦は、渡辺竜王が4勝1敗で防衛しました。
これで、竜王戦8連覇です。五段から現在の九段まで段位で呼ばれた事がありません。
まだ20才台ですから、連覇も通算もどこまで伸ばすのでしょうか。
後手でも高い勝率の居飛車派は少ないです。
全般に進行が早くて、1日目から戦いが起こり2日目も早い終局が予想される事が多かったです。
2011年度は、年を越えて王将戦・棋王戦と続きます。
王将戦の挑戦者に佐藤康九段がなりました。
7名のリーグ戦で、豊島六段と佐藤康九段が5勝1敗で並びました。
王将戦は順位上位の2名のプレーオフですが、2名なので誰もはじかれていません。
結果は佐藤康九段画勝ち、挑戦者です。
棋王戦は、2敗失格システムに入っており、郷田九段・広瀬七段・糸谷五段が残っています。(2011/12/06)
竜王戦はタイトル戦が終わり、次期各組トーナメントの組合せが決まっています。
そして、6組のアマ対プロ戦と、女流の対戦から始まっています。
アマ対プロ戦は、アマが健闘しており、今後も注目です。
女流王位戦紅白リーグが開幕しました。
他の対局の絡みで、対局者の偏る開幕です。
前期から、女流王位戦>王位戦の順にタイトル戦が変更になり、王位戦はリーグ入り直前の対局中です。
女流名人位戦は、清水女流六段が余裕の2年連続の全勝での挑戦です。
同時に、予選の組み合わせが発表されています。
予選突破の5名がB級リーグに参加します、これは王位戦と似ています。
ただし、A級とB級との入れ替えは、順位戦のスタイルです。
朝日オープン選手権の本戦トーナメントの組み合わせが決まりました。
棋聖戦は、1次リーグの決勝付近と同時に、2次予選組み合わせが決まり始まりました。(2011/12/13)
2011年内最後のタイトル戦、女流王座戦5番勝負が終わりました。
最終戦まで持ち込まれて、加藤奨励会1級が清水女流六段を破りました。
女流棋戦のオープン戦は、マイナビオープンに継ぐ2棋戦目です。
そして、エントリ制は始めてでしたが、アマの予選からはじまり、奨励会の2名の参加はタイトル獲得で終わりました。
オープン棋戦では可能性はありますが、初代からあっさりと女流棋士(プロ)以外のタイトル保持者誕生です。
女流棋戦で圧倒的な勝率の清水女流六段は、今期次の女流名人位戦挑戦を含めて4タイトル挑戦です。
結果、対局数と勝利数が圧倒的ですが、女流王位戦・倉敷藤花戦・女流王座戦と敗れました。
とはいえ、戦績からは、里見女流三冠(奨励会1級)・加藤女流王座(奨励会1級)とあわせて、3強状態でしょう。
奨励会在籍者の強さが目立ちましたが、他に伊藤奨励会1級・西山奨励会3級も在籍しています。
新加入の1名を加えて、5名の奨励会在籍女性棋士の動きが注目です。(2011/12/19)
スケジュールを見ると、今年は12/27でプロ棋戦は約1週間の休みです。
正月休みは通常ですが、年末は個人の対戦の集中度で変わります。
正月明けは王将戦7番勝負第1局からですが、正式には不明です。
年末の棋王戦挑戦者決定戦変則2番勝負の第2局がある場合は、どの日に入るかは不明です。
これは、どのような仕事でもあることですが、1週間休みのあとはしばらくは対局は増えます。
トーナメントとかリーグ戦とか、タイトル戦でもまとめて消化できないので、空白のあとは集中です。
恒例は、テレビの録画放映と指し初めからですが最近は異なるようです。
プロ公式戦の他に、アマの大会や各所でのイベントが計画されています。
普及面では、一般の休日にイベントや大会や道場を開くのは、妥当な考えです。(2011/12/27)
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12月は竜王戦・女流王座戦です。王将戦・棋王戦の挑戦者が決まります。