一般棋戦の多くには、女流枠があります。
ただ、奨励会所属以外や、年齢・選抜基準等があります。
里見女流三冠の奨励会入会で、女流棋戦との兼業は可能になりました。
しかし、一般棋戦では奨励会扱いで参加不可になりました。
11月現在、奨励会には女性は、関東に2名、関西に3名います。
関東の2名が1級で、女流オープン棋戦でかなりの成績を上げています。
結果的に、里見女流を含めた奨励会1級3名を除いた女流枠は、かなり薄く感じます。
特に年齢制限のある新人王戦は、若手選抜になりますが、一気に薄くなった感じです。
ベテランやフリークラス落ちの相手に、時々勝星を挙げていますが、若手四段等からは勝ちが最近はありません。
一般棋戦の勝率2割でも、意外性のある相手からの2割と、フリークラス落ちの相手からではやや話題性が異なります。
本年は、王座戦4局の一斉対局が無かったですが、竜王戦はどうでしょうか?。(2011/11/01)
現在、第1回女流王座戦5番勝負中で、10−12月に行われます。
その間に、倉敷藤花戦3番勝負があります。
そして、年が変わってからは女流名人位戦5番勝負です。
この3つの、タイトル戦に全て登場するのが、清水女流六段です。
本年度は、6タイトル戦のうち4タイトル戦に登場する事になります。
ほぼ、最多対局と最多勝数は決まりそうです。
女流王座戦は、オープン戦で相手は加藤奨励会1級です。
倉敷藤花戦と女流名人位戦は、里見女流三冠です。
里見女流三冠は意外な程に、対局数が少なく勝率狙いです。
11/20から第5回ネット最強戦も始まります。
マイナビオープン本戦トーナメントも進行中ですし、女流名人位戦のリーグ最終局一斉対局もあります。
タイトルホルダーには、清水女流六段は入っていませんが、女流棋界の黄金カードは清水対里見戦でしょう。(2011/11/08)
タイトル戦は、解説会が行われる事が多いです。
また名人戦と竜王戦は、テレビ中継もあります。
2日制でも、持時間から推測できる終局時間はあります。
必ずしも、持時間は全て使用する必要はありませんし、1日目の封じ手までにあまり進めたくない人も多いです。
しかし、勝負はプロでも見落としなどで予定通りには行かない事もあります。
今期、竜王戦は終わった3局ともに、1日目の進行が早くて封じ手が既に戦いの最中です。
そして2日目もやはり、進行が早くて、それは終局が早いという事になりやすいです。
2日目終局の解説会や、テレビ放映時間までに終わり兼ねない状態です。
対局者には関係ないとはいえ、周囲は違う所ではらはら状態でしょう。
そして、1手損とゼロ手損角換わりの対戦にはやや注目が行っていない様です。(2011/11/15)
棋王戦挑戦者決定トーナメントは、ベスト4に入っています。
郷田九段・中川八段・広瀬七段・糸谷五段です。
ベスト4からは、2敗失格システムに変わります。
1敗のノックアウト方式から、2敗失格に変わります。
2敗すると失格となり、最後に残った者が挑戦者になります。
ベスト4で、2名が1敗して敗者組へ行きます、2名は勝者組です。
敗者組で破れた方は、2敗で失格です、勝てば勝者組の敗者=1敗との対戦になります。
勝者組の勝ち上がりは0敗ですから、敗者組からの勝ち上がりの1敗との対戦は変則です。
決勝は、1敗が敗れると失格となり勝つと両者が1敗で、最終決戦の2局目になります。(2011/11/22)
竜王戦タイトル戦が角番になり、次期各組トーナメントが開始します。
6組に、恒例のアマ枠と女流枠がありますが、三段が1名参加しています(前期三段リーグの次点)。
いよいよ、開幕します。
女流王位戦の紅白リーグも開幕します、こちらは王位戦と同じシステムです。
朝日オープン選手権は、本戦リーグが揃いました。
棋聖戦は、2次予選が始まります、1次勝ち上がりが一部残っています。
大和杯女流最強戦は、先週より開始しています。
女流名人位戦は、リーグ戦が終了して、清水女流六段の2年連続全勝挑戦という結果です。
6名が4勝5敗になり、順位下位2名が降級という恐ろしい結果になりました。(2011/11/29)
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11月は竜王戦・女流王座戦・倉敷藤花戦です。