トップ棋士のみ、上位12名参加の「JT杯日本シリーズ」が開幕です。
前年度優勝者がシードで、残りは前年度賞金ランキング上位の合計12名が参加する棋戦です。
全国各地で開催されて、そこでの子供大会と、公開早指し対局のトーナメントが組になっています。
早指しの程度は、NHK杯レベルですが、公開対局が特徴です。
今年は、仙台の東北大会が中止になり、6/4にライブ中継で東京将棋会館で行われました。
残りは、各地を転戦します。
タイトル戦等が、休日開催が増えている状況では、日程等はややこしくなるかも知れません。
基本的には、人口の多い交通の便が良い、大都市のみの11カ所(今年は10)での開催です。
日程調整もあり、準決勝くらいから開催間隔があきます。
トップ棋士のステータス的な意味があります。
参加は選抜ですが、前年度成績から自動的に決まるので全員参加の公式戦と同じ扱いです。
既に、決勝までの日程が決まっています。(2011/06/07)
名人戦は羽生名人の、3連敗+3連勝で最終局決戦になりました。
ちまたでは、振駒が大きい(先後)との噂もあります。
甲府の皆さん、お待たせしました。
棋聖戦が始まりました。名人戦と微妙に重なる事は、多くの年にあります。
それにしても、1日制の羽生三冠の勝率が高いと感じるのは私だけでしょうか。
2タイトルの絡みで、羽生三冠の対局スケジュールは、いつもながら過密になりました。
6/7-8>名人戦第6局(森内九段)、6/11>棋聖戦第1局(深浦九段)、6/13>王位戦挑戦者決定戦(藤井九段)、6/15>富士通達人戦2回戦(谷川九段)。
6/17>竜王戦1組3位決定戦決勝(郷田九段)、6/21-22>名人戦第7局(森内九段)、6/25>棋聖戦第2局(深浦九段)。
ここまで過密になると、ちょっと怖いです。
A級順位戦も開幕しましたが、当然ながら1回戦5局の日程は、名人戦以降に決まります。
7番勝負の5局目以降の準備は、難しいです。
そう言えば、王座戦も挑戦者決定トーナメントも佳境です。(2011/06/14)
羽生三冠の驚異的な連勝状況で、名人戦最終局になります。
同時に、棋聖戦タイトル戦中です。
王位戦は、3棋振りに挑戦者になりました。
その次の、王座戦は、タイトル保持者として登場です。
すなわち、4棋戦連投です。。
竜王戦は、本戦参加が決まりました。
誰が、名人戦3連敗で不調説を言ったのでしょうか。
対局が込むほどに、調子が上がるというのは、どこか超人かと思えます。
将棋が楽しくてしょうがないという、第三者的見方です。
一部では、40歳以上のシニア戦の達人戦の参加は早いという意見もあります。(2011/06/21)
3勝3敗後の最終局決着で、森内名人復位です。
しかし、タイトル戦は、棋聖・王位・王座と羽生二冠の連投です。
依然として、中心は変わりません。
震災の影響で、朝日アマ名人戦が遅れ、プロアマ10局一斉対局のスケジュールが遅れていた第5回朝日オープンが開幕します。
昨年度は、連続していた3勝7敗が途切れて、プロの全勝でしたが、さて今回はどうでしょうか。
若い、新四段が多いので予想が難しいです。
その後の、女流6名の対戦や、王座戦の女流対男性棋士4局一斉対戦もあります。
複数対局でかつ若い棋士との対戦は、目安になるので興味深いです。
女流トップの奨励会入りで、1枚欠けたのは短期的には残念ですが、長い目で見ましょう。(2011/06/28)
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6月は棋戦の予選が多く開幕します。