順位戦は、基本は10ヶ月ですので、4−5月はお休みです。
その期間は、名人戦7番勝負があります。
予定開催地には、東日本大震災の被災地も含まれますが、どのようになるかは不明です。
むしろ、停電時の対策が必要となると思います。
第3局は、恒例の全国での解説会で既に、担当も発表されています。
こちらも、全て実施可能か心配です。
女流棋戦は、1日制のマイナビ女子オープンですが、すでに対局場の変更がありました。
東京将棋会館の対局が増えましたが、まだ十分安心状態ではありません。
ただ、プロ棋戦は通常に行われていますので、慣れはあると見ます。
その他の棋戦も、順次挑戦者が決まってゆき、みかけは例年通り進むでしょう。
将棋連盟自体は、公益社団法人に変わったので、内部の変更は実施されてゆくでしょう。
棋戦の内容が変更されるものもあるでしょう。(2011/04/05)
加古川市等が主催の新棋戦の、組み合わせが発表されました。
四段以下に、女流2名・アマ2名(兵庫)と残りは三段で合計44名参加です。
今期の四段は20名です。
1回戦は、四段対その他となっていましたが、人数不足でアマは三段と当たります。
新人王戦とは異なり、段数制限のみですので、新人王戦での年齢オーバーの棋士も登場です。
関西が、1/3程度です。
新聞的には、神戸新聞という事で兵庫県のアマ代表が登場です。朝日オープンがアマ朝日戦の上位者、新人王戦が赤旗名人等と同じシステムです。
1回戦の四段対三段が、18局(四段対女流が2局)ですので、結果は興味があるのではと思います。
朝日オープンのアマ・プロ10局対戦や、王座戦・竜王戦の女流対男性棋士戦4局一斉対局は、注目されますから。
ただ、棋譜の発表場所がどうなるのかは不明です。
決勝3番勝負の日程は、ほぼ決まっていますが・・・。
四段の時期は、短い人も多いので毎年参加者が変わる気がします。(2011/04/12)
本来は、シンプルな事も、想定外だと色々とややこしいという例になった様に思えます。
情報が多くないので、新聞記事と米長会長の日記のみがソースです。
19才の里見女流三冠が、年齢制限最後の機会の奨励会1級受験を希望した。
女流棋士の奨励会受験は、規定内ならば可能で前例もあります。
ただし、合格時には重複入会は不可なので、タイトルは返上の意向。
タイトルホルダーの受験・タイトル返上は前例がなく、事前に調整が行われた模様です。
結果として特例の集まりになった模様です。制度改正になるのか、今回のみになるかは不明です。
特例:1>正会員の推薦が必要(6級以外)=本人が4/1から正会員なのだが?。
2>1次免除+8月実施が5月に前倒しで事前に対局者発表=アマ時代がないから女流実績で1次免除は妥当だろう、5月やその他の発表も特例。
3>3局(通常通り)で2勝合格、1勝は2級仮入会=規定通りだが、2級は年齢制限にかかるので仮入会、たぶん特例か?。
4>合格時は、特例で女流棋戦と奨励会の重複を認める=文字通り特例、想定外なのだろう。改訂検討対象。
一般棋戦の女流枠は非参加(奨励会扱い)、これは特例でないが主催紙の意向はどうか。(2011/04/19)
春の女流棋戦は、マイナビオープンと女流王位戦です。
マイナビオープンで2連敗の甲斐女王・女流王位の、防衛戦が続きます。
女流王位戦5番勝負の挑戦者は、清水女流六段です。
対里見女流三冠とのタイトル戦連敗から、居飛車穴熊を採用し始めた挑戦者は強力です。
無冠脱出のチャンスだけに、防衛戦は厳しい戦いになるでしょう。
一方では名人戦に続くのは、棋聖戦です。
挑戦者決定戦は、深浦九段対佐藤天六段です。
昨年の挑戦者か、昨年度記録賞の新鋭か・・どちらでも注目です。
ただ、羽生棋聖との5番勝負の戦型は変わると予想されます。
名人戦の成績で、ダブルタイトル戦になるかどうかは、変わります。
王位戦リーグがもう一つ苦しい深浦九段には、重要な対戦でしょう。
決定戦の1番勝負はもったいない気もします。(2011/04/26)
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4月は2011年度はじめです。