2011年は、1/6からプロ棋戦が開幕です。
最初は、棋王戦挑戦者決定戦最終局・渡辺竜王対広瀬王位戦です。
続いて、1/7−8が、王将戦7番勝負開幕です、久保王将対豊島六段戦です。
その中で、1/9−10に栃木で将棋祭りがあります。
イベントは他にも多数おこなれる様です。
お好み対局が複数企画されていますが、一番の注目は懐かしのライバル戦・米長永世棋聖対加藤九段戦です。
勿論このカードは、非公式戦でしか見られません。
公益法人改革を目指して、普及により力を入れる事から、ファンの要望で色々な企画が実現可能性があります。
年度の後半3月は、重要対局が多数あります。(2011/01/04)
正月を挟んで行われた棋王戦挑戦者決定戦変則2番勝負は、1敗の渡辺竜王が2連勝で挑戦者になりました。
これで、王位戦・王将戦に続いての20才台の挑戦者となります。
まだ、竜王戦以外では結果が出ていない渡辺竜王の飛躍のチャンスです。
棋王戦は、羽生三冠が早くに姿を消しましたが、本年は羽生三冠が16年振りに五段に3敗した年度になりました。
王位戦の広瀬、王将戦の豊島、棋王戦の糸谷という顔ぶれは、既に他のトップ棋士が敗れていますので不思議とは言えません。
いよいよ羽生世代と、若い世代の戦いが始まる年度になる可能性があります。
羽生世代の層の厚さを超える、層の厚い若い世代になるには、その間でも競争が激しくなるでしょう。
その意味では、棋王戦のベスト4=渡辺竜王・広瀬王位・窪田六段・糸谷五段の顔ぶれは新鮮でした。
新年は、順位戦の後半3局がありますが、順位戦での昇級はそのためにも重要でしょう。(2011/01/11)
C級1組以外の、各クラスの1月対局が終わり、残り2回戦となりました。
この時点で、昇級はB級1組の佐藤康九段のみ決定です。
降級は、同じクラスの豊川七段です。
A級は不調の森内九段が、順位戦に星を集めていますが予想が難しいです。
安定性は渡辺竜王ですが、プレーオフに持ち込めるかどうかでしょう。
B級2組は混戦で、C級2組は少し絞られました。
意外な結果が、いくつか生じるのが順位戦です。
今年は、どの組でどんなドラマがあるのでしょうか。
同様の意味のある奨励会三段リーグと、吉田四段のフリークラスからの昇級も目がはなせません。(2011/01/18)
吉田四段がフリークラスからC級2組に昇級しました。
今期勝率が14勝6敗で、勝率ランクが暫定15位ですがやはりそれ位は必要と言う事でしょう。
その吉田四段がフリークラスから参加を決めた、王位戦リーグの組み分けが決定しました。
シードのない予選から、新人の登竜門ともいわれますが、バランスの良いメンバーに見えます。
紅組:深浦九段・戸辺六段・谷川九段・藤井九段・豊島六段・遠山四段。
白組:羽生三冠・佐藤康九段・三浦八段・窪田六段・村山五段・吉田四段。
それぞれの組の優勝者で、挑戦者決定戦があります。
広瀬王位への挑戦者によって、タイトル戦の戦型が大きく変わると思われます。
A級以上:4名、B級1組:2名、B級2組:2名、C級1組:2名、C級2組:1名、フリークラス:1名(予選開始時点)です。(2011/01/25)
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