11/30の王将戦リーグの最終局一斉対局で、豊島五段の王将戦挑戦が決まりました。
挑戦規定で、同日付けで六段になりました。
既にニュースでも流れていますが、久保王将対豊島六段のタイトル戦は関西所属同士では、谷川王将対村山聖六段戦以来です。
女流戦でも、里見倉敷藤花対岩根女流二段戦が行われたばかり(女流戦は初めて)で、関西棋士の盛り返しを感じます。
王将戦は、1/8-9の徳島県鳴門の大原美術館での記念式典から始まります。
久保王将にとっては、2月頃からの棋王戦や、順位戦A級の第7−9局目と重なる多忙な期間になります。
全国的には知りませんが、関西では王将戦はタイトル戦以外は、新聞掲載が今はされていないのが残念です。
特に7名のリーグ戦は、ミニA級リーグと呼ばれる位の顔ぶれですので、残念な面があります。
たぶん年度最後のタイトル戦になりやすい王将戦7番勝負に注目です。(2010/12/07)
日本将棋連盟の「将棋世界」誌の電子書籍版が「アップル・ipad版」で刊行されました。
紙ベースより約10日程遅れる予定ですが、電子書籍用リーダー・アプリと付属の2010/12月号がまず刊行されました。
次に、2011/1月号(2010/12/3・紙ベース刊行)が12/12に刊行されました。
電子書籍版は、付録なし・応募等なしで、600円です。
アプリが、アップル・ストアで購入、以降はアプリ内から購入になります。
ipadのユーザーとしての印象は、写真や文字はipadの通常レベルの拡大可能です。
そして棋譜として存在する多くは、柿木将棋の感覚で動く事です。1月号からは、途中図の注記も表示されます。
棋界速報は、動きませんが、勝又六段の講座が動くのはうれしいでしょう。
操作は、ipad・iphone版の日本将棋連盟ライブと同じなので使い易いと思います。(2010/12/14)
竜王戦は、渡辺竜王の防衛で終了しました。
これに従い、新規予選が始まっています。まずは4組以下からです。
新聞掲載を含めると、3組以上特に1組もまもなく始まるでしょう。
6組は、アマと女流枠の参加に注目が行きます。
アマは2連勝から始まりました。
女流は、12/23に4局一斉対局がはじめて行われます。
日本将棋連盟の女流棋士会のイベントに組み込まれる様ですが、将来的には不透明です。
本年度は、LPSAの出場はありませんので。
王座戦の一斉対局の様になるかどうかでしょう。(2010/12/21)
新年は、王将戦・棋王戦・女流名人位戦のタイトル戦があります。
このうちで挑戦者が決まっていないのは、棋王戦のみです。
挑戦者決定戦変則2番勝負の第1局は、12/27び行われて1敗の渡辺竜王が勝ちました。
これで挑戦者の決定は、1/6の第2局になりました。
年末と新年という組み合わせは、棋王戦の恒例です。
広瀬王位・渡辺竜王のどちらが勝っても、久保棋王とのタイトル戦は、羽生世代以外が続く事になります。
タイトル戦以外では、朝日オープン・NHK杯・大和証券杯女流最強戦等が1−3月に優勝者が決まります。
そして、順位戦は全て結果が出ます。
三段リーグからの新四段も誕生します。(2010/12/28)
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