リーグ戦の最終局は出来るだけ一斉に同一日対局が常識です。
順位戦A級は全局掲載が前提ですので、掲載順序の決め方が興味があります。
とは言っても速報が掲載されますので、結果の意外性ではなく内容の選択になります。
普通は、A級順位戦の場合は、1:挑戦者決定の対局、2:降級者決定の対局、3:1と2に関連する対局となるようです。
本年は、三浦対郷田戦>井上対木村戦>藤井対森内戦>高橋対谷川戦>丸山対佐藤康戦でしょうか。
でも、終局順と逆に近い並びですね。同一日のテレビ中継とは異なるのが面白いでしょう。
間もなく名人戦第1局が始まります。今年も同時日掲載はしないようです、意味はないし結果が出てからじっくり書いた観戦記の方が
個人的に好みです。(2010/04/06)
毎年、年度末3/31に決まる将棋大賞ですが、記録賞は数字で決定で優秀賞も予想内です。
選考結果が気になるのが、「升田幸三賞」「名局賞」「名局特別賞」でしょう。
特に予想が難しいのが、「升田幸三賞」です。
新戦法・新手・妙手等に与えられますが、過去の実績からは予測困難です。
登場して直ぐに受賞する事もありますし、長年の積み重ねから受賞する事もあります。
新手・妙手は、主観的な印象が大きいでしょう。
飯島流引角戦法は、独創的な戦法ですが逆に地味に指し継がれており、継続的な積み重ねの評価でしょう。
過去の類似の傾向では、児玉七段の「カニカニ銀戦法」があります。(2010/04/13)
順位戦はA級・B級1組は総当たりですが順序は微妙です。
しかしそれ以外は10局の抽選です。
在籍数が多いC級では上位順位者の直接対戦がない場合があります。
C級1組は有力数名の直接対局がありません。全勝が複数でる可能性もあります。
C級2組も直接対局が1−2局が普通です。当たりが悪いと半数当たりますが落ち込みそうです。
新規参加が5名います。昨期は4勝6敗で降級点が出ました。
10局制でははじめてでした。下位は5勝が必要な時代になりました。(2010/04/20)
女流棋界の棋力については色々と意見はあると思いますが、対局数の少なさと地位の不安定さが専業的な実力向上を妨げている気もします。
多くの女流アマが若くしてある程度の実力を付けてその一部が女流棋士となります。
その若さの記録を見ると驚きます。そのまま継続して強くなれば・・と思いますが多くの女流棋士が伸び悩んでいるように思えます。
通称第一世代:中井・清水・斎田時代が今も継続しているのは偶然なのか?。
そしてかなり前から、いつかは世代交代と言われていた第二世代:石橋・矢内・千葉(旧姓碓井)が伸び悩んでいます。
マイナビオープンで、甲斐新女王が誕生してこの世代のタイトルは無くなりました。
甲斐・岩根はほとんど同じ世代ですが、第二世代の交代は無かったのかの疑問はあります。
そして、里見・上田・中村真達の20才前後の第三世代が徐々に伸びています。
その中で女流アマチュアの棋力向上と低年齢化が目立ちますが、最近数年の棋戦状況を見れば別に驚く事ではありません。
ただこれらも、年齢の上昇と共に棋力も向上するかは過去はなかった様で何も言えません。(2010/04/27)
Copyright (C) 2010- kei All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。
将棋関連書籍・名著を探し・読む
将棋に関する、あらゆるメディアが対象です
内容と対象者を考慮して話題を日記風に書きます
やぶにらみの考察もあります