ライブ・ネット中継は次第に増えています。
その中で特徴的なのは「朝日杯オープン選手権」でしょう。
対局者の横で見ているのは、通常は記録係と観戦記者です。あとはタイトル戦の立会等です。
ライブ・ネット中継のコメントも観戦記の一つですが、公式戦で記録係の隣でパソコン入力するのはこの棋戦のみです。
パソコン操作・コメント能力・入力速さ等が必要です。
ネット観戦記者の他に、時々は棋士や女流棋士も行っていますが、まさしくリアルタイムの感想・コメントです。
検討精度か、リアルタイム感かという選択ですが早指し戦では後者のほうが効果的とも感じます。(2010/02/02)
将棋の海外普及には外国語の本が不足とされています。
その中で、ネット中継に「外国語版」が登場しました。まだ色々な試みのひとつとの事ですが出発点になるかも知れません。
竜王戦では、英語中継バージョンが登場しました。
そして、中国は上海での棋王戦第1局では、中国語版が登場しました。
著作権については詳しくはわからないですが、いくつかの将棋書の英訳が進行中とも言われています。
yutube を使っての動画の配信を行っている人もいます。
将棋と同系統のゲームは各国にありますが、日本でのチェスの普及レベルは充分に期待出来るでしょう。(2010/02/09)
昔の棋士はどうしても東京又は大阪に集中せざるを得ない事情がありました。
かなりの将棋ファンに、まだその時代のイメージが残っているような発言があります。
現在では状況は大きくかわりつつあります。棋士の一極集中は必ずしも望ましいとは言えないと思います。
1:内弟子修業の時代でなくなった、2:交通機関の発達で対局での東京・大阪への移動が早くなった。
3:トーナメントプロは東京で地方普及は指導棋士まかせという考えでは本格的な普及活動とは言えない。
4:ネットの普及で地方でも棋譜や情報や通信対局等でハンデが無くなりつつある。
将棋のプロ対局が、棋士の一極集中でないと成立しないとか、修業・研究には一極集中しかないという考えだけでは
成り立たない時代に変わってきています。(2010/02/16)
プロ棋戦をある程度将棋を指せる人が楽しむには、解説が必要です。
何故ならば、プロとの棋力差は大きいので内容が分からないからです。
勿論、プロでも大局観や読みや棋風に差がありますから、対局者と見解の差は生じます。
それも含めて、リアルタイム解説はアマの観戦には、有効です。ただしアマにも棋力差がありますから、解説は難しいです。
ある程度、将棋の詳しい人・強い人は「解説内容が難しい」と思いますが、弱い人は「解説が下手」と思います。
広いアマ向けは難しいですが、広い棋力をカバーする情報量の大きさが要求される事になります。
新聞・雑誌等の観戦記は、内容の感想や後日の研究を含めて、かつ広い読者層に読めるように簡略化して掲載する必要があります。
速報的な結果が分かっている対局でも楽しませる簡略化は筆力と棋力のサポートが必要です。(2010/02/23)
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