パソコンレベルでもカメラを取り付ける事が容易です。ただそれがどのように影響するのかは微妙です。
昔は技術的にも劣り、光の具合や故障・手動移動・その他問題がありました。最大は対局者の不慣れでしょう。
どうも気になって対局内容が悪くなるのでは、意味がありません。現在でも嫌いな人はいるでしょうが、時代の要請はライブカメラ 設置です。
ライブカメラにも静止画と動画があります。現在は無人で遠隔操作の動画カメラが主体です。
将棋連盟の対局室の多くに、設置されて控え室で見ながらほぼリアルタイムのライブ中継が可能です。この仕組みを知らないと リアルタイムの消費時間の更新を要求する意見にもなります。消費時間は記録係が記入した記録用紙が正式ですので現状は難しいです。
現在は盤面の先後も逆の場合もありますし、別に設置しない場合は盤面のみになります。ただ、タイトル戦等で静止画や動画で 対局者を撮す場合もあります。その中で「名人戦の考慮中の観戦記者のサイン要求問題」がテレビに映し出されました。(2009/08/04)
横歩取り後手8五飛戦法(中座飛車)はかなり長い期間、指されました。
理由としては後手の戦法を多くの棋士が探していたからと思います。
色々な先手の対策の中で、シンプルな「新山崎流」が優秀といわれた頃から下火になっていました。
後手の戦法として、1手損角替わり系と、角替わり振飛車系が広がったことも理由でしょう。
「新山崎流」は、壁駒+居玉+攻め駒が少ない等の昔の常識からは外れています。研究すれば対策はありそうな戦型です。
具体的にそれが現れだして、後手で横歩取りを選ぶ棋士が増加し始めました。
また、勝又六段によると大局観が要求される戦型で、コンピュータの苦手とする形になりやすいとの事です。逆に言えば高速道路が まだひかれていない道が多く残っていそうです。(2009/08/11)
A級順位戦の最終2局とその他のクラスの対局日は、年度の最初に決まっています。
夏から秋冬にかけてのタイトル戦は、何時決まるのかは不明ですが、順位戦のスケジュールを必ずしも避けないです。
年度の後半は、リーグ戦の最後の一斉対局になりますので、事前にタイトル戦もスケジュールを考慮する事になるのでしょう。
今期はB級1組にタイトルホルダーが多くいます。一番対局数の多い(12局)クラスですから日程も過密です。
この上に、王座戦の挑戦者に山崎七段がなって、いよいよ日程変更が始まります。
リーグ途中の一斉対局から外れる事は影響は少ないとの判断で、対応するしかないでしょう。
なお春は順位戦は休みです。(2009/08/18)
昨年度で終了した「女流王将戦」が、ケーブルテレビの早指し戦として復活します。
将棋のメデイアの対局中継は、持時間で大きく性格が異なります。
プロの深い研究と読みと駆け引きと大局観の争いになる、持時間の長い対局はその見せ方・解説に依ってはマニアには最高の 観戦になります。単に局面を追うだけでは、ある程度の棋力と知識がないと面白みが判りにくいです。
逆に持時間の短い対局は、流石にプロでも深い内容はかなり減少します。どちらかと言うと、プロでも形勢が安定しない所に 逆のおもしろみがあるのでしょう。やはり、シンプルな解説が必要です。この解説内容は持時間の長い時とは質が異なり、初心者 向けに近い方が丁度よいでしょう。
テレビ関係は時間制限があるので、完全ライブは無理で録画になります。そこにライブ性を持たすには、予想対局時間が放映 時間に近い持時間設定にする事でしょう。
インターネットライブ中継よりは、時間制限で差がありますが、類似した持時間設定になるようです。
需要に応じて、持時間の異なる棋戦が生まれるでしょう。棋聖戦・マイナビ女子オープン等のように、予選と本選とで持時間が 異なる棋戦も増える事と思います。前者は運営の都合、後者は予選の公開対局の都合と目的は違いますが・・。 (2009/08/25)
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