現在のネット環境で一番荒れやすいのが、掲示板とブログのコメント欄です。ネットでは、個人でウエブサイトやブログを持ち、 意見を書きこむ事は自由です。勿論、中傷や肖像権・著作権等は守る必要はあります。
ただ、目立ちたいとか簡単とかの種々の理由で、掲示板とブログのコメント欄を私有化する人が多いのも事実です。
上記行為も2種類あって、悪質な確信犯と世間の常識と異なる考えの持ち主です。前者は明らかに対策するべきですが、後者は かなり扱いが微妙です。
熱烈な野球ファンやサッカーのサポーターと同じで、本人の中では他人の迷惑が見えていないですが、将棋ファンには違いないです。
掲示板とブログのコメント欄は開設者の管理が重要です。審査後に表示が現在では常識ですが、審査内容はばらばらというよりは 能力がない(判断と時間)といえるでしょう。
ファンとか一般人という言葉には正確な定義がなく、決まった対応はありませんが無法地帯になる前により多くの人が楽しめる 方法を絶えず模索してゆく必要があるのでしょう。(2009/07/07)
プロ棋戦のライブ中継が盛んになりました。持時間が長い将棋をじっと見るのが好きな人は少数でしょうが、好きな時に経過や 結果をみれる将棋のライブ中継は、ネットのコンテンツに向いています。
ただ、プロの将棋は難しいのでデータ的な解説以外に、プロ的な解説を望む声も多くありました。
それに応える形だと思うのですが、最近はウエブ中継担当解説者を設け、終局までプロ解説付きでのライブ中継が増えました。
個人的な見解として、コンテンツの質の向上は著しいと思います。
勿論、対局後の詳しい長時間の検討・研究で、解説が覆ることは度々あります。しかしライブ解説とはその様なものでしょう。
他のスポーツやゲームでも、ライブと結果が出てからの研究後の解説は異なるのが普通です。底の深いもの程、当事者以外の解説は 難しいでしょうが閲覧者の理解がリアルタイムで生まれれば成功と言えるでしょう。(2009/07/14)
棋聖戦第5局は、梅田望夫氏のライブ観戦記がありました。そしてそれは、勝又六段との対談的な内容であり、コンピュータ将棋 選手権優勝のGPS将棋も絡んでの内容でした。
将棋は、先手木村八段対後手羽生棋聖の前例の少ない横歩取りの戦型でした。
前例が少なく、目的がはっきりしなく構想力・大局観を必要とする将棋はコンピュータは非常に苦手のようです。
中盤になり、目標がやや分かりかけるとコンピュータも良い手を見つけはじめます。ただ確率の問題レベルのようです。
終盤になると、コンピュータの読みの精度は非常に高くなります。
アマトップレベルからプロ低段者レベルになるよりも、プロ低段者レベルからプロトップレベルになる方がはるかに難しい可能性が あるのではないかという意見もありました。
よく「X−DAY」と言われますが、それは互角なのか番勝負の勝ち越しなのか、プロのどのクラスなのかで大きく異なるという 感想でした。(2009/07/21)
持時間の短い早指し棋戦は多くありますが、予選を1日で一斉対局するのはマイナビ女子オープンのみです。
参加者が少ない女子棋戦という事もありますアマチュアの大会では普通ですが。
持時間40分でも一日に3組までとなります。観客や開始時間を無視すれば、もう少し増やせるでしょう。
第3回の予選がありましたが、対局ごとに終了時間が異なるのは普通です。
千日手指し直しもあり、全体に時間が遅れたのは一斉というスケジュールの拘りからでしょう。
女流は人数も少ない事もあり、本戦シード4名のみで、他は組み合わせシードもなしです。ただ対戦相手に偏りが見られる ことは避けられません。
組み分け抽選シードは設けた方が良いのではないでしょうか。(2009/07/28)
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