A級順位戦は全棋譜が新聞掲載です。定員10名で描く9局ですから、45局です。
これに名人戦の4−7局が加わります。年間52週ですから、1局平均約1週間の7譜になります。
そのうちで、第8・9回戦が一斉対局になります。さて同一日の対局の掲載順序はどうしますか?になります。
また、王位・王将のリーグも最終局は一斉対局になります。同じ悩みがあります。
順位戦に関しては、朝日・毎日で掲載順が異なっています。掲載順序は微妙と言うことです。
普通は挑戦争い>残留争いの順になるようです。ライブを見ている時の終局時間順はほとんどなさそうです。(2009/05/05)
最近はライブ中継でブログの開設や、掲示板が設けられる事が多いです。
これらは外部からの書き込みやトラックバックを受けやすいです。勿論、選択受信機能はあります。
ただ選択受信は管理者選択になりますので、主観的で判断は揺れがあります。
こういう所に怪しげな中傷記事を書き込みする人はいつも存在します。
いわゆる空気が読めない・時と場所が違う事を理解していない・確信犯等が考えられます。
多くの人が見ている所に、極めて個人的な主張を書きこむ行為は多くの人を不愉快にします。(2009/05/12)
約4年前に、プロ棋戦にアマでオープン参加した瀬川氏は7割以上の勝率を上げて、プロ編入の嘆願書を提出しました。
理事会は、東京将棋記者クラブ等の意見を聞き、はるか昔の故花村九段以来の編入試験を実施しました。これは非常な話題と なりました。試験官の対局料を含めて受験料を必要としますが、将棋世界誌の独占対戦記・ビッグローブでの独占配信・1局目の 公開対局等を行い、資金集めをしたと推察します。
6番勝負で3勝で合格でした。これは7番勝負で、プロ棋戦7割の成績を1勝と数えるという記者クラブの意見を反映したもの と思います。
この時に瀬川氏が希望したのが、フリークラスへの編入です。フリークラスは順位戦のみ指せず、規定の成績で順位戦C級2組 に上がる必要があります。その期間は10年以内です。編入試験が認められた背景には、フリークラスを希望したという事も あったと言われています。プロの本場所は順位戦ですから。
1局目は佐藤天三段(当時奨励会在籍・現五段・C級2組・新人王)・2局目は神吉六段(フリークラス在籍)・3局目は久保八段 (当時A級在籍・現棋王・B級1組在籍)・第4局は中井女流六段(現在はLPSA代表)・第五局は高野四段(当時C級2組在籍・ 現五段・C級1組)。3勝2敗で合格です。
フリークラスからC級2組に昇級したのは過去2名、瀬川四段は2007年度後半の8連勝と今期前からの4連勝を含む35局で 23勝12敗で30局以上の良いとこ取りの勝率6割5分以上を達成しました。順位戦への参加は、2010年期からになります。 (2009/05/19)
今期名人戦は史跡巡りでしょうか。熊本城・福山城・高野山と続いています。決着局次第では、増えます。
話題性は高いですが、タイトル戦の設営上は問題も多々生じる様に思います。
ただ「高野山の決戦」といえば、有名な大山七段対升田八段(どちらも当時)の3番勝負で有名です。
特に第3局目が升田八段の頓死という幕切れで有名です。ただそれ以前の序盤中盤は忘れられています。
それ以来という事で話題になっていました。
ただ、高野山という場所の制限は、ややタイトル戦に不向きだった様にも感じます。精進料理のみで、良かったのか。 おやつも和菓子のみですが、いつもケーキの羽生名人はどうだったのでしょうか。
昨年から短くなった2日目の夕食休憩は、いつもはサンドイッチですが今回は当然精進料理です。夕食を取らず30分を考え 続けた郷田九段ですが偶然なのでしょうか。
竜王戦の2年に1回の海外対局を含めて、タイトル戦の環境は色々ですがその影響も勝負の一部なのでしょうか。(2009/05/26)
Copyright (C) 2009- kei All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。
将棋関連書籍・名著を探し・読む
将棋に関する、あらゆるメディアが対象です
内容と対象者を考慮して話題を日記風に書きます
やぶにらみの考察もあります
将棋に関する、あらゆるメディアが対象です
内容と対象者を考慮して話題を日記風に書きます
やぶにらみの考察もあります