ネット中継が多く行われるようになりました。ウエブサイトで使用する将棋盤は多数ありましたが、「柿木将棋盤」が主流になって います。将棋連盟の技術が担当する場合に使用するので機会が多いです。
パソコン環境での差への対応もあり、絞られてゆくでしょう。「柿木将棋盤」はサイズ・コメント機能等の利用が可能です。
パソコン依存性を無くする為に、ジャバの元で動作していました。
昨年からは「Adobe Flash Player 9」対応版が登場して主流になりつつあります。ジャバとの併用か選択になっているようです。
個人的な使用感では、幾分安定していると感じます。環境によって微妙でしょう。
ライブのコメントについては、反対やファンの棋士が優勢なコメントが欲しい等の無理な意見も見かけます。ライブでのコメントは 精度は落ちる事を前提に見れば、プロ側の見たリアルコメントは精度も含めて臨場感があり必須に思います。これも一種の観戦記と 言えるでしょう。(2009/02/03)
将棋の棋譜は一部では「伝統式」と呼ぶ場合があります。それは、「チェス式」と区別する為です。
「伝統式」では、駒の移動を移動後の結果として、そして「右・左・上・引・跳・行」等の補助表記で表します。この方式は最近の ほとんどの棋譜で採用されており将棋ファンにはなじみがあります。
ただ、盤面と棋譜とから序盤の方向に戻せないという欠点があります。通常は初手から棋譜は並べますし、特に問題にはなって いません。
「チェス式」とは、チェスの棋譜で使用される表記方法です。駒の移動前の位置・その駒の移動後の位置で表します。駒を打つ時 や駒が成る時等は補助記号が必要になります。
この方式では盤面と棋譜とで元に戻す事が出来ます。正確には駒を取る時の情報も必要です。
「チェス式」については、将棋の国際普及の面で必要ではないかという意見があります。もう一つはコンピュータ将棋で使用される 事が多い表記です。コンピュータ将棋では、指し手を戻す事は盤面でもしばしばありますし、コンピュータが思考する時は非常に高速で 繰り返します。「将棋倶楽部24」や「大和証券杯ネット棋戦」の将棋盤はこの表示が使用されています。(2009/02/10)
ネット中継の将棋盤が統一の方向ですが、機能的に必要なのが「自動更新」です。
これには2つのタイプがあるようで、1:設定時間ごとに強制更新、2:設定時間がきた時に内容が更新されておれば更新、です。
設定時間は現在見かけるのは、A:30秒、B:1分、C:3分 です。早指しや秒読みの終盤では設定時間は合っていますが通常の 持時間の対局では更新時間の大半はもっと長い間隔です。
従って、好みはあるとは思いますが個人的には、2:の内容が変更の時のみ更新が見やすいです。
理由は、初手等から再現して見る事は度々ありますが、「更新しない」設定に変えなくても良いからです。
1:の場合は、「更新しない」設定にしないと手順を追っているうちに時間が来ると最新局面に跳んでしまいます。これはやり直しで うれしくはないです。(2009/02/17)
現在は殆どの新聞にプロ棋戦の棋譜が掲載されています。
順位戦は朝日新聞と毎日新聞の共催となっていますが、それぞれが異なる観戦記を掲載しています。
新聞の掲載棋譜情報は、「神崎七段のウエブサイト」に掲載されています。参考にされている人も多いと思います。図書館である 程度の日にちぶんをまとめて読めますから普段読んでない棋戦も読もうとすれば読めます。
それによると、朝日と毎日ではそれぞれ独自に掲載順序を決めているようです。
基本はA級順位戦ですが、第8回戦の棋譜が掲載されはじめています。同一日の一斉対局ですが異なる順序で掲載される様です。
2009/03/03の「将棋界の一番長い日」のA級一斉最終局は5局全てが、挑戦権か残留争いに関係します。結果にもよりますが どの対局から掲載するかは興味があります。(2009/02/24)
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