月初めに出る月刊誌は多いですが、正月・ゴールデンウィークは連休前になります。11月は3連休で11/1発売のようです。 定期購読なので届いて知ります。
なんと言っても、竜王戦の記事が多いです。パリ対局・初代永世竜王争い・世代間対戦と話題がおおいですから・・・。
同時に目立つのが、矢倉戦の復活です。関連記事が多くなり、合わせて読むと理解しやすいです。やはりタイムリーなプロの 解説は欠かせません。順位戦やタイトル戦の矢倉は、勝又六段の解説が参考になります。
女流王位戦の内容の違和感は、新連載の木村八段の解説を読むと理解できます。
「詰将棋解いてもらおう選手権」ははじめて誤解してしまった。しかもそれに投票しています、これは死に票かと思うと作者に 申し訳なかった気持ち・・・読む力が落ちた。(2008/11/04)
書店販売の月刊誌として「将棋世界」誌が一応唯一にまでなりました。しかし、内容的に初心者向けの傾向が強いですが、もう ひとつ「NHK将棋の時間テキスト」があります。
NHK教育テレビのテキストは、ほぼ全ての講座に対して出版されています。また講座は終了後に、単行本として出版されます。
棋戦情報や上級者講座や企画は、テキストの性格上限定されますが、講座テキスト+NHK杯観戦記+初級向けの読み物や解説など は含まれています。書店レベルでは、普及度は「将棋世界」誌よりも多いです。
昔は如何にも小冊子という外観でしたが、現在はページ数は多くはないですがグラビア表紙のしっかりした作りとなっています。
教育としての将棋講座とNHK杯戦は、制作者側に意識があるようですが情報と普及面からは、重要な位置を占めるようになりました。 色々な講座が放送されていますが、私個人もパソコン・語学など教育テレビテキストで勉強したものも幾つかあります。(2008/11/11)
現在のプロ棋戦の主催の殆どが新聞社(正確には、新聞社と日本将棋連盟との共催)です。将棋連盟は棋譜には著作権は設定して いないと聞いています(やや曖昧です)。しかし棋譜の独占?優先掲載権は主催紙にあります。
多くは観戦記者が対局に立ち会い、必要に応じて解説担当のプロ棋士も設定されます。技術的な面は局後の検討や担当プロ棋士の 解説で補い、対局中の状況を伝える事で将棋の棋力の差があっても面白く読める内容になります。
プロ棋士が観戦記を書く事も多く、時には自戦記になる事もあります。棋士は、文章や表現が本業ではないので当然ながら、個人 差が発生します。観戦記は、文章等を書くのに優れた人が選ばれるでしょう。
自戦記は、文章が苦手な人も書く事もありますので出来不出来がばらつきます。文章が苦手でも、対局中の気持ちが表現出来て おれば、第3者の観戦記とは異なる魅力が出ます。微妙な所でしょう。
新聞の観戦記の切り抜きは行っていますか?。私は、ある新聞の観戦記を40年近く切り抜いています。かなりの量でなかなか 読み直す機会は少ないですが、塵も積もれば以上の貴重なものになっています。(2008/11/18)
棋戦棋譜は新聞掲載で一応は役目を終えます。勿論、その後も逐次取り上げられます。
棋戦の頂上であるタイトル戦は、番勝負が主体です。3番勝負から7番勝負が現在の棋戦内容です。
2008年時点で、タイトル戦の番勝負をまとめて単行本で出版しているのが「名人戦」と「竜王戦」です。
歴史と挑戦自体が難しい名人戦と、賞金が高く独自のクラス制度を持つ竜王戦は、2大棋戦として扱われています。
どちらもそこそこの発行部数ですが、長く続いている事はそれなりの需要があるという事でしょう。確かに新聞を個人で 2紙読んでいる人は少ないでしょう。(2008/11/25)
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