賢威・ウエブサイト制作日記(2012/08)
「グーグル検索のパンダアルゴリズム日本へ」
本当に日本語で導入されたのかは、簡単にわかりません。
グーグルの発表からは、そのように受け止める内容ですし、動向を観察して肯定の人が多いです。
なぜ曖昧なのかは、たぶん影響の少ない程度の導入だからでしょう。
新アルゴリズムにはバグが付きものです。
バグの修正を見込んで、徐々に精度を高めてゆく方針と思います。
バグを前提にして、修正も前提にすると、影響は少ない所から導入したと推察できます。
当然ながら、影響の出ているサイトもあります。
何故と疑問を持つ人も、助かったと思う人もいるでしょう。
別にテストとは言っていないが、度々修正を加えてゆく最初と考えれば、テスト導入とも言えるでしょう。
度々変更して、現実に対応する立場は、修正かテストかの区別はなさそうです。(2012/08/02)
「キーワードの詰め込み過ぎ」
自然な文章に含まれる自然な頻度のキーワードが良いと言われています。
過去には、キーワード数や複数のキーワードの距離に注目した時もあった。
とにかく人為的なものは、変更を想定するべきでしょう。
ただ、意識していない??が文章がまずくて、キーワードが重なる事も起きます。
文章がまずくて自然でないのは、ソフトは判断できないでしょう。
結果的に、人が読んでもくどい・長いということはあります。
自然な文章というものは、ある程度のレベルの日本語です。
意味の通じない悪文か、あるいは何かの強調しすぎは、好まれない。
そのひとつが、キーワードの詰め込み過ぎです。
それが、seo目的でなくても評価が低い事はあり得ます。(2012/08/09)
「消す事も検討のひとつ」
コンテンツの少なすぎが良くないのは知られています。
それでは、量が多いと有利かどうかは明確ではありません。
量より、質とは一般的な意見です。
しかし、それの判断は微妙です。
完全オリジナルは、ほとんど無いでしょう。
ただ、引用では無く、どこまで2次使用ではない自身の書いた内容かどうかです。
そしてその判断は、客観的に直ぐに判るものではありません。
それならば、他の要素も含めた判断になるでしょう。
引用あるいは、2次使用ばかりの中に、オリジナルがまぎれこんでも、正当に評価されにくいでしょう。
2次使用や、多すぎるリンクやその他色々を整理して、消す事が全体のオリジナル性を高める事もあります。(2012/08/16)
「アルゴリズムの安定はいつ」
アルゴリズムの変更時には、結果を見て修正が行われる筈です。
期待した結果になると、しだいに変更が減少して、データの収集がメインになるでしょう。
完全に、アルゴリズムの変更がなくなる事は考えにくいです。
しかし、次第に安定すると、小さな修正・変更になるか、異常な挙動の発見を探すでしょう。
いずれにしても、関係ないという人か、逃げ切れる事を願うひとかに別れるでしょう。
とにかく、関係ないと思う人は、アルゴリズムの大幅変更が終わるのを待つ事でしょう。
その時点で、自身のサイトの評価がどうか冷静に判断しましょう。
他人の評価だから気にしないという考えもあるでしょうし、検索エンジン経由で見に来てほしい人もいるでしょう。
商業目的ならば、待っていられないかもしれません。
でも、評価が安定しない時は対策は難しいし無駄になりやすいです。(2012/08/23)
「ロングテール・キーワードでは不満足?」
ビッグ・キーワードでは、サイトの検索順位は相対的競争です。
別に大きな問題がなくても、順位は変わります。
不動の上位は、むしろ珍しいでしょう。
順位が下がると、直ぐに対策を考える人も多いですが、明確な不備以外はリスクのほうが多い。
事情はあるでしょうが、ある程度の期間は様子を見るのも必要です。
ましてや、複数のキーワードで上位を狙う事は、競争の少ない時代の夢のように思えます。
ネット特有の、ロングテールをキーワードでも実現するのが最初の目標が良さそうに思えます。
競争の少ない所から、徐々に成果を出し、内容を充実させる。
その積み重ねから、次第にサイトを強くしてゆく。
それが、ビッグ・キーワードへの通り道に思えます。(2012/08/30)