賢威・ウエブサイト制作日記(09/07)
「グーグルアドセンスとアナリシスの関連付け」
広告配信・グーグルアドセンスと、アクセス解析のグーグルアナリシスとが関連付けられる様になりました。
まだその効果・影響は手探りの部分はありますが、盛んに統合を進める表示が出るので多くの人は対応し始めていると思います。
アクセス解析を希望する人は多いですが、外観的に如何にも解析していますというサイトは嫌われる事もあります。
また、アクセス解析サービスに付属する提供先へのリンクや、コードの文法ミス等の問題の指摘もありました。
これが改善されるのなら、利用したくもなります。
グーグルに情報を提供しすぎと思う人もいるかも知れませんが、アドセンスを正当に使用しているならば必要な個人情報の範囲 でしょう。(2009/07/02)
「誰でも検索時代」
文章を書くのに、国語辞書と漢和辞書を備える時代は過去になりつつあります。
広辞苑の需要は大きいですし、色々な辞書の電子辞書化も進んでいます。
ただ、パソコンで文章を書く人には検索エンジンが辞書代わりになる時代です。ネット辞書はその精度が保証されていませんが 平気で利用されています。
そこかしこで、コピー文やリライトと言う所の同一内容が氾濫しています。
引用は元もと利用形態のひとつですから、それ自体は不思議ではありませんが、引用もとの記載が必要です。
ある言葉を検索すると並んだウエブサイトの内容が実質的に同じだったという経験が増えています。(2009/07/09)
「IE8の誘惑」
マイクロソフトのアップデート要求に、ブラウザが含まれています。IE8です。
ウエブサイト制作者ならば、IE6/IE7とくる非連続性がウエブサイト製作と運営のネックという事は知られています。
IE8自体の評判は悪くないが、これによってIE6/IE7が置き換わってしまう場合は困るとしか言えません。
マイクロソフトは元もと、ブラウザの記述の解釈が独自であり、他のブラウザとの互換性が少なかった。
日本では一時は寡占状態でしたが、次第に他の種類のブラウザの使用が増えて来ました。その影響か、次第に独自性を抑える方向に 変わって来ています。その事は喜ばしいのですが、旧タイプの使用者もいるので動作確認は複数のブラウザか古いタイプが望ましい。
マイクロソフトのブラウザはOSと一体になっているので、OSによっては複数のバージョンが同じパソコンに存在出来ない。最新 バージョンに変える事には問題が生じます。(2009/07/16)
「グーグル・クロム・OS発表」
グーグルが、新OS製作を発表しました。
リナックスをベースに、ブラウザとして「グーグル・クロム」と搭載して、アプリケーションはネット上のものを使用します。
アプリケーションソフトは、ローカルにダウンロード出来ないとされています。
現在のOSとかなり異なるので、より詳しく内容が分からないと普及の可否は分かりません。
ただここに登場するブラウザ「グーグル・クロム」は、このOSが普及した場合に同様に普及の可能性があります。
ウエブサイトの表示確認に、IEの複数のバージョンと、firefox を使用している人は多いと思います。
これにもう一つ、必須のブラウザが増える可能性が高いので、注目の必要があります。(2009/07/23)
「マイクロソフトの試練」
マイクロソフトが、減収の模様です。
ウインドウズOSを中心に、オフィスソフト等とサーバー等・・・多数のラインアップで優位にありました。
とにかくOSを寡占しているのが大きい。他のアプリケーションも先行開発できます。
しかし、時代は変わりつつあります。OSは、バージョン変更が進まず、すぐに新しいOSを出しますが動向は不明です。
ネット・検索関係も投資・開発しているが、こちらは逆にチャレンジャーの位置です。
グーグルのネットワーク・アプリケーションや、オープンソースの振興に対応出来るか微妙です。
急ぎ開発した新OSが、受け入れられるのかが大きな山でしょう。(2009/07/30)