賢威・ウエブサイト制作日記(09/03)
「ウエブサイト幅」
ウエブサイトの幅は、指定なしで最初は作ってしまいますが次第にモニターの解像度を考えた幅の枠取りを使いはじめます。
ウエブサイト幅を決める事の有利さの一つに、段落単位での文章の自然折り返しが安定する事があります。閲覧環境にもよりますが 画面がスクロールしてしまう場合もあります。
将来的に携帯電話やモバイルパソコンでの、フルブラウザ対応を考慮すると1ページは小さくしかも軽くが良いとの意見もあります。 逆に、訪問者の滞在時間を長くするためにはデザインや見た目の充実が必要との意見もあります。
現在の状況を幅の解像度がいくらと見るかですが、765pxは少数派で、1025px以上が主流との意見が多いです。
たぶん、現在はこのふたつの間でサイト幅を設定するのが無難なのでしょう。
ちなみに、このサイトはタイプは複数ですが全て810pxです。(2009/03/05)
「コーディングの基本は小文字で」
ウエブサイトのタグ文は、特定の部分を除けば小文字で作る事を習慣つけしましょう。
現在までの主流は「html」でしたが、今後は「xhtml」に移ってゆくでしょう。そのときは多くのタグは小文字の使用が必要になります。
多くはタグ挿入型のエディタを使用しますが、古いソフトやバージョンでは、挿入タグが大文字になっているエディタもあります。 最新や、最新バージョンのエディタはデフォルトで小文字、大文字も使用可になっています。
また、自動タグ文生成ソフトの一部に大文字出力が残っている場合があります。直ぐに問題があると言うわけではありませんが、長く ウエブサイトを管理・充実させてゆくならば、将来的な動向も分かる範囲で対応してゆくのが良いと思います。
これは、同様に「xhtml」タイプに対応して行く事の必要性も示しています。(2009/03/12)
「デザインはできるだけ定義して使用」
デフォルトでの解釈は、あらゆるプログラム言語であります。
[html]もプログラム言語ですから同様です。それではデフォルトはなにかと言うと、困った事に個々のブラウザ(ウエブサイト閲覧 ソフト)の解釈になります。
そして複数のブラウザで解釈が異なる事が多数あります。従って、複数のブラウザで同じデザインに反映される為には、ウエブサイト 側で定義して個々のブラウザのデフォルトの解釈する事が望ましいです。
類似のケースは、プログラム・ミスを起こした場合にも生じます。エラーがある場合にどのように対応するかは、これもまたブラウザ ごとに異なります。
ブラウザの表現・解釈の差を少なくするには、「デザインはできるだけ定義して使用」「プログラム・ミスのチェックをチェック ソフト等で念入りに行う」事が必要と思います。(2009/03/19)
「ウエブサイトページの表示時間」
ウエブサイトにアクセスするとデータが転送されて表示されます。
表示速度は、サーバーや回線やブラウザの種類や閲覧パソコンの速度など多くの要因で変わります。
そかしどの場合でも、ページ自体のデータ量は一番影響します。特にデータ容量の大きい画像の有無や、他のサーバーの画像等を 表示する場合はそのデータの転送も関係します。
アクセス時のページの表示速度は、訪問者の滞在に大きな影響があります。まともに見れるのは全て表示されてからですから、 表示待ち時間は滞在時間とは言えません。また最悪の場合は、タイムアウトエラーやハングアップトラブルも起こります。
1ページの情報量・画像等の飾りを含めてデータ量は、サイト設計段階で検討して、実際にアップロード後も確認する必要があります。 対象訪問者のネット環境を考慮するか、かなり低い環境にも対応するかは難しい選択です。(2009/03/26)