賢威・ウエブサイト制作日記(09/02)
「文字サイズ」
ウエブサイト制作で、テキストがメインになることは多いです。
公開したウエブサイトは色々な人が色々な環境で閲覧します。全てに最適なテキストの文字サイズはありません。
どのように考えるかといえば、他の多くのウエブサイトと同じ様な設定で制作しておけば、閲覧する多くの人にとっては一番見やすい 文字サイズになっているだろうと言う事です。
もっと単純には、サイト制作環境がパソコンのデフォルトに近く、その環境で多くのウエブサイトが問題なく閲覧できるならば その環境で確認しながら制作すれば良いとも言えます。
文字サイズの指定は、1:%等の相対指定と、2:px等の絶対指定があります。
相対指定が推奨のようですが、平均的な閲覧環境を考慮した絶対サイズ指定で問題はないと言えるでしょう。(2009/02/05)
「テキストリンク色」
テキストリンクは、「アンダー線」で表示する事が多かったです。しかしカラーモニターが殆どの時代では、リンクテキストの色を 替える方法が主流です。
リンク部を、サイト訪問者に分かりやすくする方法として色を変える事があります。
通常は、非訪問リンク・既訪問リンク・マウスが上に載った時のリンク、の3種類に色を変える事が多いです。これらはスタイル シートで定義する方法が多く使用されます。
当然ながら、リンクテキスト以外の表示色と背景場面色と、リンク部3色との組み合わせは注意して設定が必要です。リンク部を 分かりやすくする目的で使用しますので、リンク状態の変化で見にくくなる事は避ける必要があります。
制作時の確認時には、非訪問リンクになっているのが普通ですので、その他の場合を見逃さない注意が必要です。
リンクテキスト部に「アンダー線」を使用したり、字体を変えたり斜体にしたりの工夫も考慮します。(2009/02/12)
「sitemap.html」
ウエブサイト内の訪問者へのナビゲーションは重要です。通常のブラウザではそれ自身の「戻る」機能はありますが、基本は内部 リンクでウエブサイト内のページを自由に移動出来る事です。
現実にはサイトのコンテンツが充実する程に、内部リンク構造が複雑になり制作者には分かっていても、訪問者にはリンクが分かり 難い事があります。
それを避ける為に製作するのが「sitemap.html」ページです。どのページからもリンクされており、そこからはどのページへも行く 事が出来ます。
パソコンで使用する大きなアプリケーションソフトに必ず付属している「help」機能と似た意味があります。迷った時は、それを 利用すれば良い機能です。
ページ数の少ないシンプルなサイトでは、その有用性は少ないですが次第にコンテンツが増えて行けば必ず有用になります。
「賢威」テンプレートでは標準で準備されており、最上段にリンクが設けてあります。(2009/02/19)
「整形文貼り付け」
テキスト・メールマガジン等の文章をそのままの整形で貼り合わすときは「<pre>」タグを使用します。
このときに注意する事は、自然折り返しでない事です。コンテンツスペースを超える文字数ではあふれたテキストは折り返さず 表示されません。
またテキストは、フォントによって1文字の幅やスペースが変わる事があります。ブラウザではデフォルトのフォントがありますが 個人で異なる事も多いです。
もしフォントを含めた指定が必要な時は、テキストでは不可で「PDF」ファイルでフォントも持たす必要があります。
スペースは基本的に全角扱いで空白表示しますが、文字種によっては一定でないフォント幅がかなりあります。
ウエブサイトは、個人の閲覧環境で異なる見え方をすると言えます。(2009/02/26)