賢威・ウエブサイト制作日記(08/10)

完成型か成長型か:ウエブの基本思想

作ったまま、全くメンテナンスなしのウエブサイトは次第に古くなりますし、そもそも最初から完成したものは制作は困難です。 しかし、サイトのあちこちに「工事中」があるのは如何にも未完成と見られます。

従ってサイトの開設は、完成型の必要はありますが、あくまでも制作者が設定した区切りで完成している事を意味します。 ページ単位やフォルダ単位で次第に追加してゆく場合が多く見られます。

またページ内でも、章単位くらいで増加する事もあります。これは、最新情報の追加とかとは別に区切りのある、コンテンツが 次第に増えて行くという意味です。

成長型というのは、日記やトピックス等のように定期的にコンテンツが増えてゆく事をウエブサイトの設計に含めたものです。

成長型として、賢威は「日記フォルダ」が組み込まれています。このような思想を取り入れる事もひとつです。また、従来から 1回/月の定期更新を行っているサイトもあります。これはテンプレートの移植時に取り入れました。

もう一つは、ブログ・ブログライクをウエブサイトに組み込む方法です。これは日記等を簡単にしたものと言えるでしょう。 いずれにしても、コンテンツの充実を目指すならば一応の完成型からはじめて、その中に成長型の含める方法が有効と思います。 賢威テンプレートは双方を含んだフォルダ構成です。(2008/10/02)

htmlか、xhtmlか?

ウエブサイト言語は、html[hyper text maltmedia language]ですが、プログラム言語ですのでバージョンアップが行われて います。xhtmlはそのバージョンアップの進んだもので将来はそちらに統一が進むとの予測もあります。

ただあらゆるブラウザがどれかを排除している訳でないので,htmlが将来的にどのようになるかも不明です。賢威テンプレートは 現在のバージョンまでは双方が用意されています。指向としては、xhtmlでβ版ではxhtmlのみの時もあります。

またブログライクは、xhtmlです。賢威はタグ打ちでのウエブサイト制作を推奨していますので、一部の差のみのxhtmlはタグ打ち がはじめての人を含めて慣れてゆく事が長い時間を見ると有効でしょう。有償のDVDでもxhtmlを中心にしています。

ブログライクの改造には、xhtmlが必要ですが記事自体をタグで書かない場合は変更はわずかですし、記事をhtmlで書いても 通常は動作します。

筆者もhtmlを1年以上使用して、最近xhtmlに移行しました。ただ、テンプレートに忠実に書きこむ派ですので、差はほとんど 感じません。(2008/10/09)

賢威のレイアウト(カラム数)

ウエブサイトをデザインするときに、賢威テンプレートが用意した物が制作者のイメージと合わせられるかの問題はあります。 デザインという物は無数ですので、100%の一致はありませんがテンプレートに制作したいサイトを入れられるかがポイントです。

賢威テンプレートはブロック・パーツ的にコーディングされていますので、その単位で変更は容易です。しかしそれを超えた変更は テンプレートを使わずに制作するよりは楽程度になりかねません。

賢威テンプレートのデザインは、このウエブサイト自体がサンプルです。このサイトは賢威2.0で制作していますが、最新テンプレート としては賢威3.0で、そこではセンター寄せになっています。

細部の変更はありますが、カラム数が1-3である事は変わっていません。このカラム数の選定は制作の前の重要な決定事項です。

フリーテキストのように、サイドバー以外のサイトのコンテンツの表示幅が変わっても良い場合は、比較的にカラム数の変更の手数 は少ないですがそれでも大変です。ページごとにカラム数を変えることは可能ですが、それでも最初の重要な設計事項です。(2008/10/16)

サイトマップ

サイトマップは、複雑な構成のサイトのどこからでもサイト構造を見る事が出来るページです。このウエブサイトではまだ作っていませんが が、フォルダが増え気味なのでそろそろ作ろうかと思っています。

賢威テンプレートでは、フォルダのツリー構造を取る事も含めて重要視しています。標準では、トップページと同じ一番上の階層に テンプレートが用意されています。

画面右上にリンクを形成して、どのページからも直接にアクセスする設計です。このサイトは、日記以外はやたらとリンクメニューが 多いのもサイトマップを作っていない理由です。でも準備を考えます。

サイトマップは、サイト訪問者向けのナビゲーションですが、類似用語にグーグル・サイトマップがあります。これはグーグル検索 エンジンのデータ収集ロボット用です。これは人間は見ないですが、作成した方が検索エンジンにインデックスされやすいと言われて います。最近は自動生成出来るサービス・サイトもあります。私はその一つを利用しています。(2008/10/23)

グーグル・サイトマップ

グーグル・サイトマップは、訪問者用ではなくグーグル検索エンジンのデータ収集ロボット(クローラー)用のファイルです。 賢威テンプレートを使用する前は、名前以外は知らなかったです。

今も知っている訳でないですが、自動生成サイトを利用して制作・更新しています。必ず必要ではないですが、グーグル検索エンジン を意識するならば作っておいて無駄にならないと思っています。

これはテンプレートに含まれている訳ではないので、自分で作る事になります。多くは生成サイトを利用しているでしょう。

目的はサイトのファイル構造をクローラーに知らせるためのものです。無くても、サイト内のリンクをたどって行けばサイト構造は 分かりますから、いわば親切なファイルです。更新が少ないサイトはクローラーが時々しか訪問しませんから、更新時にこれも更新して グーグル・ウエブマスター・ツールから更新を連絡する事もひとつの手段です。(2008/10/30)

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