賢威・ウエブサイト制作日記(08/09)
まずは1年半まえの試行錯誤による、制作環境の変更から書いて行きます。
タグ編集エディタによる手打ち作業
ワープロ・ソフトはパソコンに3種類インストールしていますが、実質使用していません。あえて言えば整形用ソフトです。 文字入力は全てエディタを使用しています。種類は「秀丸エディタ」です。度々バージョンアップしていますがいつも古い通常 安定版を使用しています。
これには機能を追加する事で、ウエブサイト制作にも使用可能です。ただ、既に他に多くのウエブサイト製作用のエディタが 作られており、専用でない汎用で動作が軽いソフトを機能を追加してまで使う必要はないと思いました。
タグ編集用のエディタとして2種類のソフトの使用経験がありました。1年半前まで使用していたソフトは、html対応で挿入 タグが大文字でした。「賢威」テンプレートは、xhtmlとcss(スタイルシート)対応・推奨でタグの基本は小文字です。
同時に「手打ちタグ」でのテンプレート使用を「賢威」は推奨しており、現在は同じ考えです。従って新しい専用エディタ に変える必要がありました。
ただはじめてテンプレートを使用して、タグの挿入がかなり少ない事があります。テンプレートを使用する性格上で基本の 枠組が出来ており、そこに内容を具体的にはめ込むのですが意外に白紙からタグを書いてゆく事は少ないです。
テンプレートは、ウエブサイト制作の方法を変えてしまいます。(2008/09/05)
スタイルシート(css)でのデザイン
賢威テンプレートは、デザインをcssで行っています。それ自体は最近の傾向ですし特に拘らなければcssを触る必要はありません。 ただ使う以上は基本知識は必要でしょう。あわてて勉強しました。
現在は、賢威テンプレート購入者限定有償ですがこのテンプレートを実際にサンプルにしたDVD3枚組のタグ・css等の解説が出て います。
一番に出会うのが「クロスブラウザ」の問題です。cssの解釈がブラウザの種類で異なる事です。特に普及率の高いIE6以前が 極めて特殊な解釈を行うので、その対策がないと見るブラウザでデザインが異なる事になります。
またブラウザ自体が、それぞれにcssを用意している事も始めて知りました。従って、それに該当するタグはcssで一度リセット してから、賢威cssで再定義しています。
タグは基本は同じですが、cssで定義されたものは簡略に使用する事が出来ます。
テンプレートを使用する場合には、作りたいウエブサイトにテンプレートを改造するか・テンプレートに合わせて作りたいサイト をデザインするかがあると思います。後者が容易ですから、こちらから出発しました。(2008/09/12)
テンプレートセットの選択
賢威テンプレートは、ヴァージョンアップに伴い種類が増加しています。Ver.1では左寄せのみでした。Ver.2でセンタリングが標準に なり同時にカラム数も増加しました。その細部に改良を加えたのがVer.3です。
セールスサイトでは、賢威Ver.2が販売中でVer.3に無償ヴァージョンアップとなっています。これはマニュアル等の整備も含めての 事で実質はVer.3が主流です。Ver.3.0,Ver3.1で複数のデザインをcssフォルダから抜き出して使用する方式に変わりました。しかし慣れた Ver.1,2のテンプレート単位のセットの方が使い易い意見もあり、Ver.3.12として準備されました。
従って内容的には、Ver.3.11とVer.3.12は同じものです。また、html版とxhtml版が用意されています。長期的にはxhtml版が推奨されて います。個人的にはxhtml版の使用は、2008/夏からです。
また、古いユーザーですので慣れたVer.3.12を使用しています。これはトップページから内容がフォルダに区切られ、cssは全く変更 なしに使用できます。ただし、色々な用途を考慮してセットになっていますので、テンプレートセットを決めてからは、次にセット内の 使用しないフォルダとファイルの削除を行っています。
使用する時は必ず「コピー」を使いますので、上記の削除作業もミスがあればコピー元から再作業は出来ます。カラム数・デザイン 等の選択は好みの問題ですし、画像作成が得意な人はオリジナルで作る事も可能です。私はテキスト派なので、こちらはオリジナル 通りです。(2008/09/18)
将来性を含めたサイト構造を決める
賢威テンプレートは、それ自身がウエブサイトの全体構造を作っています。それは、トップページ・サイトマップ・リンク集・コンテンツ・ 特商法表示・その他をフォルダの階層構造を含めてデフォルト設計しています。
デザインやカラム数に限らず、サイト構造は基本は同じです。ただし。ヴァージョンアップに伴い少しずつ個々の内容は変更をされて います。テンプレートの内容は、ブロックごとに書かれていますので一度理解すると、追加・削除・変更が自由に行えるようになります。
ただしスタイルシートもヴァージョンアップしていますので、定義タグの使用は対応する必要があります。古いバージョンのサイトは 作り直す必要はありませんが、コンテンツ追加時に使える定義タグはやや少ないです。
サイトの設計上で絶対使用しないフォルダは、ここで削除してしまいます。コピーを使用していますので、元からの部分コピーで復活は 可能です。
「item」フォルダの様にコンテンツを作る所や「diary」フォルダの様に長期日記に使う所は内部に階層を作るかファイル名を変えた 複数のファイルを作るのか、「item1」のような複数のコンテンツフォルダを作るのかも可能な範囲で決めます。(2008/09/25)